捨ててもいい思い込みをポイするには、
その思い込みを持つに至った原点を探して、
当時の出来事を思い出し、その時の感情を思い切り感じ切り、
相手を許し、自分を許すというワークは効果的です。
インナーチャイルドを癒すともいいますね♪
今私は自分自身の変化を楽しんでいますが、
長年の自分の心のクセを変えるにはそれなりの時間
が必要だなと感じています。
だから、恥ずかしすぎて絶対に人に聞かれたくない
過去の話を、誰に読まれてどんな評価をされるか
もわからないブログにつづることで、
変化を加速させようと思っています。



中学生の頃、こんなことがあった。

委員会ってあるじゃん?
図書委員とか放送委員とか飼育委員とか。
あれの、保健委員になったのよ。
クラスで推薦されて
なにがしかのリーダーになるのはオレの役目で、
そのくらいは相応しいっていう自信があって、
プライドも満たされた。

で、保健委員会の第1回ミーティングは、
委員長を誰にするかっていう会議だったわけ。
委員長は15クラスの保健委員のトップで、
各委員会のトップは生徒会長と一緒に生徒会
に入るわけだ。懐かしいね(^-^)

保健委員長の選出は挙手による多数決
で決めることになって、
先生が1人1人名前を呼んでいった。
で、オレの名前が呼ばれた時、
アバウト男子5人:女子10人の全委員の、
女子全員が俺に手を挙げた(ように見えた)。
女子全員が(照)。

ちょっと待て、この人気ぶりはなんだ?
そんなに俺ってできるやつなのか?
自分が思ってた以上の押し上げられる力と、
思ってた以上の人気ぶりが照れくさくて、
喜んでいいのかふてくされていいのか
分らなかった。

次の週、第1回生徒会があった。
生徒会長は誰もが憧れる
学校のスーパーマドンナ、Sさんだった。
母性を感じる瞳に少女の笑顔、
容姿端麗にして成績優秀、スポーツ万能で
男子にも女子にも人望があった。

残念ながら同じくスーパーヒーロー男子の
T君と付き合っていたんだけど、
その2人の会話がもう夫婦か?っていうくらい
互いを尊重していて、
「Tと雲行きが怪しくなったら、次は俺が…」
と思う男子は、全校の90%を超えていた
のではないだろうか?

生徒会が終わると、Sさんと仲のいい
保健委員のMさんが入って来て、こう言った。
「ガリ君、Sが一緒に生徒会やりたかったって。
だから私たち話し合って、ガリ君が
委員長になるようにみんなで手あげたんだよ。」

お~、○×△☆※#&;!
そ~だったの?
Sさん彼氏いるのにオレのこと好きなの?
ていうか手を挙げたみんなもオレのこと
ホントは好きなの~?(イタタタ…)

オレ、そんなに出来るやつかな~?
自信ないよ~、
そ、そうだ、メンドクサイんだよ~、
そんなに仕事できないよ~

中学生特有のメンドクサイ=カッコイイと、
仕事できないかもよ=できなくても見捨てないで
っていう甘えを叫ぶだけでイッパイイッパイになって、
光の輪から離れよう、離れようとした。

そのとき、Sさんは残念そうな目をしていた…



心理学を学んでから度々このシーンが浮かんできて、
何かの始まりだったと自覚するようになった。

この話、この後ぢんさんが出てきて結論に至る
予定だったんだけど、さらに過去にあるものが
見えてきちゃいました。
モテを受け取らなかった話をさかのぼると、
母親にまで行きつくのが見えてきちゃった…

どっちにしても、次回に続く




心屋認定講師を目指すマスターコース35期メンバー
日本メンタルヘルス協会基礎カウンセラー