少し肩の力を抜いて
これ以降の話は少し気持ちを楽にして聞いてください。ここに1枚の絵があります。
ジャンピエトリーノの描いた「最後の晩餐」の模写です。1520年頃描かれたとされています。レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が1495年から1498年ですから約20年後に描かれています。保存状態が良かったためか細かい部分が理解できます。そしてレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐を忠実にコピーしていると思うのです。ジャンピエトリーノの描き足しは無いと思うのです。あったとしてもキリストと12使徒の脚(テーブルの下)の部分は忠実に再現されていると思うのです。

作者 ジャンピエトリーノ
製作年 不明(1520年ころとする推定もある)
種類 キャンバスに油彩
寸法 298 cm × 770 cm (117 in × 300 in)
所蔵 モードリン・カレッジ、オックスフォード
レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐は中央の足の部分は失われています。なので、私は冗談でこの様な合成画像を作りました。

この中で一つだけ気になり部分があります。大ヤコブの足の部分近くのテーブルの脚です。その中央に何か不思議なものが描かれています。

はじめ私はテーブルの脚の飾りだと思いました。しかし、注意深く観察するとそれは「人の足」だという事に気づきました。それならば大ヤコブの足でしょうか?いいえ違います。親指の位置が反対だと思います。ではトマスの足でしょうか?それも考えにくいです。大ヤコブの足の真ん中にトマスの足が有るのは不自然だと思いませんか?
そこで私はこの合成した画像で500年間ヨハネと言われていた女性の足も一緒に移動させました。するとどうでしょうか?女性らしい足の組み方になるではありませんか?少し内股になるのです。

余談ですがジャンピエトリーノの模写ではペトロの持っていう設定のナイフですがまだ鞘に収っている様に見えます。

最後の晩餐の場面でキリストが「私が居なくなってから剣の無いものは着物を売って剣を買いなさい」という言葉を聞いたペテロ達はその言葉をそのまま解釈し「主よ、剣が二振りここにあります。」それを聞いたイエスは呆れ返って「that's enough!もう、その話は良い。」と言った。ペテロの言う剣はヨハネの剣とペテロのいつも持っている剣の二振りのことかもしれません。レオナルド・ダ・ヴィンチは誰に聖書を学んだのか知りませんが彼は聖書について造詣が深いですね。
