久々に映画館に行きました。


お友達との約束が急にキャンセルになった次男が暇そうだったので、二人で行きました。


観たのは、ちょっと話題になっている「風立ちぬ」です。





この映画を一言で表すと、夢と愛に生きた男の物語です。

映画という短い時間の中で これだけ感情移入ができたのは久しぶりです。

ジブリ作品特有のファンタジー要素はなく、物語はたんたんとしています。

主人公である堀越次郎は、純粋な男であり、誰からも好かれるタイプの人間です。

そんな彼が、かつてたまたま知り合った女性、奈緒子と恋に落ちます。
しかし、彼女は不治の病気に侵されており、限られた時間しかありません。

美しい飛行機をつくるという夢にかける時間と奈緒子と過ごす限られた時間、彼にとっては、どちらもかけがえのない時間であることは、映画を見ていてとても伝わってきました。

今どきの若い男性なら、同じような状況におかれたら、仕事なんかやめてずっと妻の元にいるんだろうなと思いましたが、次郎は、仕事(夢)に少し重きを置いていたような感じでした。

しかし、そんな次郎のことも奈緒子は理解しており、わがままなどは言いません。この映画からは、お互いの本当の愛を感じました。

古き良き時代の「夫を立てる」健気な「妻」…う~ん、素敵♪


自分ができないから、余計にそう思います(笑)


また、友人である本庄との素晴らしい友情も、彼らの発言からかいまみることができます。発言に気を配ってみてみてください。


うちの息子たちには、このような男の友情を中高6年間で育んでもらいたいな。


久石センセイの音楽も相変わらず素晴らしいし、昔むかしのユーミンのデビュー曲が使われていたのも逆に新鮮でした♪

2時間という短時間で、純愛や夢の素晴らしさを体感することができます!


ただ、中1の次男にはちょっと難しいかも…(笑)


感想を聞くと、


「感動した。いい映画だった。」


それだけかい~(;´Д`)ノ



さらに

『結局あの女の人は死んじゃったの?』

はぁぁぁ~