ろ-り-ままのブログ

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日本のニュースで時折、学校でのいじめ問題を目にしました。

 

私は日本を離れて久しいので、日本の雰囲気がちょっとわからない立場ですが、

 

”いじめ”という言葉にはピンと気がひかれる部分があったのです。

 

うちの息子もいじめにあったから。

 

韓国は自殺ナンバーワンを誇る?国だと聞いていて、このいじめも相当なものです。

 

今日はうちの息子の話を書いてみるので、いじめでお悩みの親御さんはご参考にどうぞ。

 

 

小中高ずっといじめにばかりあって来たうちの息子。

 

ちょっと気が弱いところのある長男です。

 

 

最後のいじめは高校2年生のとき。

 

学校から帰ると暗い顔。数人から集中的に嫌がらせをされていることを仄めかしました。

 

親の立場なら、どうすべきか。

 

きっとみんな悩むと思うんです。

 

先生に言っても解決するように思われない。

 

大人たちが介入して、反省を要求して、本当に反省なんかするような気がしない。

 

さらに陰湿ないじめに発展するかもしれません。

 

じゃあ、どうすべきか。

 

 

 

私が息子に与えた忠告。

 

みんなの前で思いっきり喧嘩しなさい。

 

君が勝てないかもしれないけれど、

 

たとえば、死ぬ気で相手の腕に噛み付いて離さないこと。

 

殴られても蹴られても離さないこと。

 

相手がギブアップするまでやりなさい。

 

ただし、頭を殴るとか、目をつぶすとか、後遺症が残るような攻撃はダメ。

 

後で学校からお呼びがかかったら、お母さんは出向くから心配しないでいい。(お母さんがやれって言ったしね)

 

 

これからこの厳しい韓国社会に出て行く息子がこの関門を自ら通過できなかったら、

 

軍隊で自殺なんてこともありうるし、親が一生ついてまわることもできないので、

 

自分で解決するしかないと思ったわけです。

 

 

日本人の母親がこの韓国社会で息子を守るために思いついたのはこのようなことでした。

 

日本の美徳は通用しないと思いました。

 

周囲に気配りできて、和を保つ子?ここで、そんなの成り立つわけないでしょう!

 

大人も子供もエゴのかたまりです。(すいません、悪口みたいで。でも、本当のこと)

 

 

 

ある日、授業中、意地悪グループが先生にばれないように後ろの席から、息子に嫌がらせを

 

するので、息子は意を決して、バンと席を立ちました。

 

そして、廊下に出て行き、再び帰ってきたのですが、その手には消火器がありました。

 

”これで終わりにしよう”

 

息子はそう言って、意地悪グループに向かって噴射しました。

 

もちろん周囲でいじめを傍観していたほかの生徒たちも真っ白な粉だらけになりました。

 

授業は中断され、学校ではいじめが表ざたになったため会議になりました。

 

 

加害者の名前が4人挙がりました。

 

学校側は自分たちに被害が及ぶのを恐れて、私に加害者を好きなようにしてあげましょうと提案しました。

 

ほかの学校に送ってあげてもいいですよと。

 

とかげの尻尾切りをしたがっているようでした。

 

これもひどい話だと思いました。

 

 

息子はというと、もう最後だという覚悟でやったことだったので、退学を希望していました。

 

私は本人の好きにしたらいいという立場ですから、息子が辞めたいなら辞めていいと言いました。

 

それで、うちは退学、あとの加害者は処分しないでいいですと、学校を出てきました。

 

 

息子がまったく平気というわけではありませんでしたが、ことがこうなった以上、自力で大学に行くしかないという

 

不退転の覚悟が決まった瞬間でもありました。

 

受験戦争の厳しさは日本の比ではないものの、息子は無事合格でき、大学生になれました。

 

 

いじめられた後遺症で、若干、対人恐怖症があったのですが、1年後で始まる軍隊生活を想像して

 

さらなる厳しさが待ち受けていることが予感され、世の中に慣れる必要ありと判断し、彼は進んで、いろんなところで働きました。

 

アルバイトの経験は苦いこともありましたが、大勢の大人社会の中でもまれて、

 

自分は団体生活を十分やっていけるという自信をもち、彼は1年前、軍隊に入りました。

 

 

軍隊でも鍛えられ、成長しました。

 

今はとても元気で明るくなりました。

 

 

 

 

あの日、息子にひとつだけ聞きました。

 

なんで消火器なの?

 

息子曰く、

 

消火器が人体無害なんだよ。

 

 

息子は私と違って、噛み付くの蹴るの、そんな野蛮なことはしない子でした。