先月末、中学の友達のお母さんが亡くなった。72歳。

3年近く入退院を繰り返してたみたい。友達とはたまに連絡を取り合う仲。わたしにとって地元の数少ない友達である。

中学のころ、学校裏周辺で写生大会があって、通り沿いの友達の家にこっそり行ったことがある(良い子は真似しちゃいけません)。
あくまでも授業中。でも友達のお母さんは笑ってお茶菓子を出してくれた。
あの優しく微笑むお母さんが亡くなった。

自分の母親と2つ違い。

友達から「元気なうちにたくさん親孝行してあげてね。わたしはもうできないから後悔しないようにね」と言われた。

凄く心に刺さった。

母とのLINEのやり取りで
「歳の近い知ってる人がいなくなるのは寂しいね」「◯◯ちゃんも寂しいだろうね」と。

思わず私は
「わたしはまだそんな思いしたくないから長生きしてね」と返した。

多分そんなこと言う娘と思わなかったのだろう。
少し間があって「ありがとう」と入ってきた。
きっと泣いてたんだと思う。

いつか必ず訪れる、誰にも平等な死。
少しでも親孝行出来るように、日々頑張らなきゃと改めて思いました