言葉にしようとすると捻れてしまう。


腹の中の天邪鬼。


やましいことは無い。


心より頭が勝ってしまう。


浅知恵で考え過ぎて、


思考を捻じ曲げてしまう。


配慮のない露骨な言葉は


誰かを傷付け、誰かを不快にする。


真っ直ぐ過ぎても、裸で街を歩くのと同じになる。


思いやり、労り、敬意、


未熟な私に常識はまだ足りない。


そして、失敗を恐れ、挑戦を避け、


未だ熟することはない。


絵に描いた扉が開くことは無い。


絵に描いた道を歩くことは出来ない。


見渡せば、遥か遠くに何かが靡いている。


幻や陽炎かも知れない。


でも、何かある。


その、臆病な足元から


一歩、


景色を進めて


誰もいない、未知の世界へ


共に居る人達と


さぁ、


何から始めていいのやら。


目の前に小さく灯した光の玉が


ただ、ボンヤリ光を放つ。


水も、土も、空も、大気もない


地平線だけが広がる世界へ…



忘れて消えてしまう前に


さっさと歩き始めてしまおう