junkoの日記

junkoの日記

2024年6月夫が小細胞肺がんで亡くなりました。
その記録とひとりぼっちになった私の生活を綴っていこうと
思っています。

今日16時半ごろ 母がショートスティから40日ぐらいぶりに

帰ってきた。

 

夫は今リビングにいる。

まずは 夫に手を合わせて線香をあげるのが 当たり前なんじゃないかと思う。

そして涙ぐらいは見せてくれるんじゃないかと思っていた。

35年間息子だった人だから。

 

夫がいる場所に前は 3人掛けの電動リクライニングチェアー

が置いてあった。リビングにいるとき母は大体その椅子に座っていた。夫の容態が悪くなった時、在宅に備えてチェアーは処分した。  

 

リビングに入るなり チェアーがないと怒りだした。

49日過ぎてから 母用に一人用のオットマン付きのチェアーが届くように手配はしてある。

でも3人掛けじゃないといやや、寝られへんってずっとそればかり…もううんざりした。

夫がいなくなり、できるだけ自分で動かせない大きな物は買わないことに決めた。処分する日の事を考えて。

49日の前後もショートステイを利用するように施設にはお願いしてある母に振り回されるのが怖かったから。

 

帰ってきて ものの30分でこれやから 先が思いやられる。

ご飯も母が好きな鰻用意したのに 美味しいものがないって

 

夫とか私の事なんか論外なんやろうな。

いたわる言葉もないし。

手も合わせもしないし。

美容室のSちゃんなんか 私より泣いてハグしてくれたのに

なんだかな・・・・