こんばんは。
又はおはようございます。
今日も私のブログをのぞいて頂き
ありがとうございます😊
永遠の39歳
ライフ アテンダント コーチのハムコです。
実はかなり前ですが
刺繍を習っていた事があるのです。
市川久美子刺繍と言いました。
マニアックですね😊
この素晴らしい生地は
ドレスの裾の部分です。
今夜、BSプレミアムで
興味深い番組を見る事が出来ました。
今日は一日寒い雨の日で
こんな日は
うちの中でゆっくりしていても
良いんだよぉって
晴耕雨読の日でした。
理事会から帰って遅い夕飯を食べて、
最終回の大病院占拠を見るまでに時間が
あるので、
ゆっくり新聞をみていたのですが、
「大礼服」に見る近代化というタイトルで
このドレスはいつ、どこで、誰が作ったのか。
という、世界五カ国の研究者による、
修復プロジェクトで謎に迫ると
書かれた記事を見つけました。
このドレスは100年以上前に
明治天皇の皇后・美子(はるこ)が
着用したという、国内現存最古で、最高格式の
ロングドレス「大礼服」です。
バラの模様が織られた生地に豪華な刺繍が施され、
技術力の高さとデザインから西洋で作られたと
考えられてきたようですが、
日本で作られた可能性があるという意見がでて、
その謎に迫っていたのです。、
バラの刺繍の陰影や
金銀のモールやスパンコールで
立体的に施された技術は
日本では誰も出来ない技でした。
でも立体的にする為に、
歌舞伎の衣装で厚みを出す時の様な
和紙を固めた型が入っていたり、、
それでも、京都の刺繍の専門家に聞いても
日本人のデザインでは無いと言われ、
このモチーフはフランスのリヨン工房でしか
出来ない技巧だったのです。
しかし、刺繍の生地の裏に和紙が使われていたり、
謎が深まっていました。
しかし、そのリヨンの学校にいって
技術を学んで来た学生がいた事が判明して、
ついに、日本人が作ったという事が
判明されたのでした。
激動の明治に不平等条約を改正し、西洋に肩を並べようと洋装化を進めた日本、そして、時代の先頭に立たされた1人の女性、美子皇后の思いや覚悟が見えてきたのです。生地から全て国産で出来ると言う
意地で富岡製糸工場にも行って技術力の貢献に努めたのです。(出典元 美術展ナビ編集者)
歴史と感動のミステリーでした。
上手く伝わるといいのですが、
修復プロジェクトって、
最初に作った本人がするより
素晴らしい技術が必要なんですよね。
思いがけずいい作品に
出会い、いい1日でした。
明日は晴れるようなので
きっと草花を見に土手まで
出かけてしまう気がします😊
ではでは皆様、
今日も健やかにお過ごし下さいね。