前回は陰陽論について簡単に説明させて頂きましたが、

今回はもう少し深堀して「陰」と「陽」の関係を説明しますね。

 

太極図はご存知でしょうか?

風水でも使われているのですが、陰陽の関係は漢方でも参考にしているんです。

 

白い部分が「陽」

黒い部分が「陰」

 

 

陰陽が相互に対立し、依存、消長、転化を繰り返しているんですね。

 

と言っても意味が分からないですよね!?

 

上記の太極図は季節の移り変わりを表しているのですが、

夏があるから冬がある ⇒ 対立

 

夏がなければ冬はない ⇒ 依存

 

春から夏にかけては太陽が出ている時間が増える=陽が増え陰が減っていく ⇒ 消長

 

夏の暑さを過ぎれば秋の涼しさが訪れる=陽が陰に変化していく ⇒ 転化

 

 

 

ここで、あれっ???

陽の中にも陰の中にも丸ぽちがあるよ!

これは何?って思った方はいますか?

 

「陽」の中に一部の「陰」があり、陰の中にも一部の「陽」があるのです。

 

これも???ですよね

例えば夏でも冷房がガンガンに効いているお部屋にいればば寒いですよね 

また逆に寒い冬でも暖房を効かせれば温かい

例外がある!って思ってもらえればと思います。

 

これを病気に置き換えてみると・・・

風邪で寒気が陰)を感じた後に熱(陽)が出る

というような質の変化に置き換えることが出来るのです

また、一言で風邪と言っても、熱は出ない鼻かぜなどもありますよね!?

人によって出る症状が違うことを意味しています。