次のおじーの面会まで、1週間ぐらい。
大好きな孫に会えるよ、おじー。
うちの息子が産まれたとき、
「娘の時は、目の中に入れても痛くないと思ったけど、息子は痛そうだなぁ。」って、笑わせてくれたね。
孫が、可愛くて可愛くて。
まだ、娘が小さかった時、アンパンマンのお面かぶって廊下からひょっこり顔だして、その姿が当時流行った偽ドラえもんみたいで、私が、腹抱えて笑ったよ。
みんなが、ゲラゲラ笑うから、おじーも嬉しくなって、おばーに「もう!いい加減にして!」って怒られるまで、ひょっこり偽アンパンマンしてたよね。
面白かったし、優しかった。
私が出戻ってきてしばらくしてから、いつもの徘徊してるとき近所のうるさいバーさんに「おたくの嫁さん…。」って何か悪口言おうとしたから、「は?娘だけど?」って言ったら、どっかいってまったわなぁ。」って、さりげなく私のこと守ってくれたね。
高校生の時、ストーカー被害にあった私を、バス停まで自転車で迎えにきてくれたよね。私の赤いママチャリだったけど笑。
強くて、優しくて、大好きなお父さん。
なんで、こんな目に遭うんだろ。
コロナなんて。
なんで、おじーがこんなに苦しまなきゃいけないんだろ。
神様はほんとにいるのか?
気管挿管のうちに、おじーの肺炎が良くなることを心から祈る。
もしかして、次の孫との面会は人工呼吸器外れてるかも…。
そして、病院からいつもの病状説明。
「感染症をおこしています。」
乾燥肌の私が何年もつかってるヤツ。
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