ちまたのコロナがちょっと落ち着いてきた頃、
改めて病院に呼ばれる。
「お父さん、いままで何度も危ないところを乗り越えてきたから、がんばってほしいとこですが…。」
「発症してすぐに、コロナの治療が開始できるとまだ良かったんですが…。」
「やっぱり、持病の膜生腎炎が…。」
まったく、回復できる要素がない話。
先生も辛そうで、ほんとに申し訳ない。
挙句
「お父さん、本来空気が入る場所じゃないとこから、空気が漏れてます。」
は????空気もれてる?
え?おじー、しぼんじゃうの?
思わず、風船おじさん思い出して吹き出す私。
先生、辛そうな顔からの苦笑い。
またしても、申し訳ない。
そーやって、こんな深刻な場面でも
真剣味足りない感じが、やっぱ
安定のおじー。
…………………
乾燥肌の私が何年も使ってる。