2回目の更新です。

改めてですけど・・

韓国では成人男子を対象として徴兵制がとられていますね。

ほとんどの韓国人男性には軍隊経験があり、韓国社会ではごく一般的な事となっています。


korepoより・・

「コラム」義務警察が2023年までに廃止されると芸能界にどんな影響が?

https://korepo.com/archives/561455



韓国の男子には兵役の義務があるが、軍隊に入隊しないでも兵役を全うする代替制度がある。その1つが義務警察に入ることだ。しかし、この義務警察が2023年までに廃止されることが決定している。その影響は芸能界にどのように及ぶのか。


特技を持った義務警察

義務警察は、現役兵の軍務の代わりになる制度として定着し、過去にも多くの芸能人が所属していた。
具体的には、東方神起、超新星、SUPER JUNIOR、JYJなどのメンバーが義務警察で兵役を全うしている。
義務警察の母体は1971年に作られた戦闘警察。北朝鮮のスパイ摘発やデモの鎮圧が主な任務だった。
その戦闘警察から派生して1982年に義務警察が誕生。常に人員不足に悩まされる地方警察を補助してきた。

なお、厳密に分類すると、義務警察には「一般の義務警察」「特技を持った義務警察」「独島(トクト/日本では竹島と呼ぶ)の警備隊」の3種類があり、常に応募者が多いので選抜試験は高い倍率になる。

中でも、「特技を持った義務警察」のジャンルの中に芸能がある。つまり芸能で優れた資質を持った人は、それが特技と認められて義務警察に合格する可能性が高いのだ。そういう意味で、芸能人がどんどん義務警察に入っていたというのは理にかなっていた。

今後は軍への入隊が原則

義務警察に入ることが決まったら、まずは現役兵と同じような新兵訓練を受ける。ただし、現役兵は訓練が5週間だが、義務警察は4週間に短縮されている。
新兵訓練を終えると、今度は義務警察の中にある教育センターで新人教育を3週間受ける。ここで義務警察の勤務に必要な技術や法律を学ぶ。さらに体力強化訓練を重ねて新人教育は終了し、各地の地方警察に赴任していく。
現場での主な任務は、「デモの警備・鎮圧」「派出所勤務」「交通整理」「国会周辺や空港などでの治安維持」など。週休2日制で1週間の勤務は45時間である。

なお、各地の地方警察庁には広報団というチームがある。メンバーは10数人。演劇団を構成し、学校を回ってイジメや校内暴力をなくす啓蒙活動を行なったり、警察が関係する重要なイベントで広報活動をしたりしている。
このように芸能人が多く服務していた義務警察だが、今後は段階的に人数を減らし、2023年までに全面的に廃止される。
当然ながら、芸能界にも影響が及ぶ。現役兵に該当する人はこぞって軍に入隊するしかないからだ。芸能という特技を兵役で活用できないのは残念と言わざるをえない。