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「コラム」社会服務要員となったイ・ミンホの兵役の今後は?

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イ・ミンホは5月12日からソウルの江南(カンナム)区役所で勤務している。社会服務要員として兵役を履行するためである。俳優生活を中断した彼は、今後どのような生活になるのだろうか。

1日の平均勤務は8時間

社会服務要員は兵役の代替制度である。国家機関、地方自治体、公共団体、社会福祉施設などで公益目的の業務を担当することで兵役を履行するのだ。
イ・ミンホの場合、江南区役所に配属されたが、ここでは常時60人くらいの人が社会服務要員として勤務している。特に、芸能人の社会服務要員が多いことでよく知られる役所なのだ。イ・ミンホもその仲間入りをしたというわけである。
彼の勤務形態はどうなるのだろうか。
社会服務要員は通常なら午前9時から午後6時までの勤務となる(午前8時から勤務が始まることもある)。昼食時間を除いて1日の平均勤務は8時間。そして、土曜日と日曜日は原則として休みになる。



暇は合計で31日間

兵役法では社会服務要員の服務期間は26カ月と決められているが、現実的に言うと、24カ月が通例になっている。
イ・ミンホは2017年5月12日に兵役に入ったので、2019年の5月11日に服務が終了となるだろう。その後に芸能界に復帰することになる。
なお、2年間の服務期間中の休暇日数も細かく決められている。
具体的に言うと、1年目が15日間で2年目が16日間である。合計では31日間となる。
給料も支給される。1カ月にもらえる給料の金額は兵役中の現役兵とまったく同じで、次のようになっている。
・勤務開始から3カ月目まで   16万3000ウォン(1万6300円)
・4カ月目から10カ月目まで  17万6400ウォン(1万7640円)
・11カ月目から17カ月目まで 19万5000ウォン(1万9500円)
・18カ月目以上        21万6000ウォン(2万1600円)
スターの収入からすれば「雀の涙」に違いないが、兵役の報酬として受け取る金額は重みが違う。イ・ミンホも感激して受け取ることだろう。


自由な時間を有効に生かす

給料の他に、手当ても出る。
・食費が1日あたり6000ウォン(600円)
・交通費(実際にかかる実費)
以上の食費と交通費が勤務日数分だけ支給される。
兵役といっても公務員と同じような生活になるのは間違いない。1日8時間勤務で残業はなく週休2日制なのである。
こうした勤務形態であれば、芸能界で忙しく働いているときより、はるかに時間的な余裕ができる。
「時間がありすぎて、何をしたらいいのかわからない」
そう感じるケースがあるかもしれないが、自由な時間を使って、芸能界にいるときにできなかったことに取り組めばいい。
そういった経験がきっとキャリアにプラスとなるだろう。