例のJCの結果に納得がいかず、JRAに抗議の電話やらメールやらが殺到したらしい。
いかにも「言わずにはいられない」競馬ファンの性ってやつか…

ダービージョッキー大西直宏元騎手が、ひじょうに説得力があり、元ジョッキーならではの厳しく重い言葉を発していた。
要約すると…
「ジェンティルドンナよりオルフェーヴルのほうが外にいたのだから、オルフェがガッチリ閉めてしまえばジェンティルは出るに出られなかったはず」
「池添は自分の馬を追うことしか考えておらず、閉め方が中途半端で甘い」
「勝つために多少強引に進路を取りに行くのは競馬では当たり前」

評論家でもファンでもなく、元ジョッキーの言葉だから意味がある。
捉え方によっては、単なる池添批判に聞こえなくもないけど、G1の1番人気馬に跨がった義務を果たさずに敗れ、レース後に恨み節を吐いた後輩への叱咤と捉えたい。

個人的なことを言うと、オレにはオルフェが完調には見えなかった。
池添と池江調教師がレース後に揃って恨み節を吐いて、敗因を「人のせい」にしたことのほうが後味が悪かった。
あれだけ数字を残して、競馬を知り尽くしている騎手と調教師が、なんで「あれも競馬」と一言で済ますことが出来なかったのか…
悔しさまぎれに、手前がどうのこうのコメントしたところで、オルフェがぶっち切って勝つことを期待していたファンからすると空しいだけだったのでは?

ちなみに馬券はビートブラックから買っており、オルフェ・ジェンティル・池添・岩田、誰のファンでもなくフラットな立場で物申していますんで。。。
それにしても石橋脩は見せ場タップリ、最高に上手く乗ってくれた。
そういう意味では楽しめたJCだった♪
簡単に言えば『見せしめ』だよね。
「被害馬と加害馬が同馬主でもキッチリと制裁はしますよ」
「翌週に有力馬が待つ大馬主のお抱えジョッキーでも騎乗停止にしますよ」
というアピール。

来年からの制裁基準を、出来るだけ注目されている場面でファンに明確にさせたいJRAにとっては、願ってもないチャンス。
結果、来年からの審議で多用されると思われる「着順変更なしの加害馬の鞍上の騎乗停止」に落ち着いた。

個人的には、何度リプレイを見ても「過怠金レベル」であって「騎乗停止レベル」ではない。
JRAにとっては、いいタイミングで、いい事例なんだから、これを生かさない手はなかったんだろうなぁ…
これみよがしの長々しい審議で、ファンとともに世界が注目する舞台で、日本競馬をアピールできる絶好の機会なんだから。

2年前のブエナビスタ—ローズキングダムは、同馬主なのに思い切って着順変更してみたものの、思わぬバッシングを受けて相当ナーバスになっていた。
そこで今回は、来年からの制裁基準を前倒しして採用し、反応を探ってみた。
幸い大馬主が短期免許で来日させている“岩田の代打”は余るほどいるし…
実際ローマンレジェンドには、すぐにミルコが決まったかんね。
まぁ、そんなところでしょ。

こんな不条理なものにカネ賭けてんのよ、我々は。。。