今週の週刊競馬ブック『一筆啓上』で野元賢一氏が、会社員が独自の予想ソフトを開発し“億稼いで国税局から所得隠しを指摘された”という例の事件に触れ、オレの考えに近いことを書いていた。
オレがまずこのニュースを聞いて思ったのは、「なぜバレた?どっから漏れた?」である。
これは野元氏が書いているとおり、ネット投票で稼いだなら、主催者(この場合はJRA)あるいは金融機関から漏れたのは間違いない。
この会社員の弁護士のホームページによると、メディアからこの質問を受けた際に弁護士は「わからない」と答えている。
もちろん弁護士だから「わからない」は建前で、本来だったら「主催者か金融機関」と断言したかったはず。
個人的には、この部分ものすごく重要で、どちらがタレコんだにしても信用問題にかかわるからだ。
ハッキリ言ってしまえば、馬券の売り上げ減に苦しむJRAが、大切なお客様を売るような行為にメリットはないわけで、情報屋はほぼ間違いなく金融機関だろう。
当然金融機関からしたって、競馬のネット投票専用だろうと口座を持っているのは大切なお客様だが、扱っているのはしょせん人間であり、娯楽で億を稼ぐお客様がお客様には見えなくなってしまった…といったところか。
ご存知の方もいると思うが、口座にある程度の額(100万以上?)が入金されると、金融機関から“探りの電話”がかかってくる。
これは警察の指導もあると思われるが、こういったシーンに直面すると、いかに我々は金融機関の人間に懐事情を握られているかを実感する。
『給与』で億稼ぐ人間は自分との立場の違いに羨望の溜め息を漏らせても、『馬券払い戻し』の億には嫉妬という名の敵対心、あるいはお門違いの正義感がフツフツと沸いてきたのか…
こうなるともう、大切なお客様とか守秘義務とかは関係なくなる。
強い正義感を信じて警察官になっても間違いを犯してしまい、子どもたちをただ教育したく教員になったのに過ちを冒してしまう…
どうしたって人間とは弱い生き物なのだ。
不思議なのはこの事件について、一部のライターが騒いでいるだけで、一般のファンが案外冷めていること。
たとえばWIN5で2億円当てたとする。
おそらくほとんどの方が月曜の朝、出勤しないでそのまま勤め先に辞表を叩きつけるだろう。
その足でフェラーリを買いに行き、世界一周旅行の予約をする。
あるいは抱えているローンをすべて一括返済するかもしれない。
そして昼間からビールをアオりながら競馬三昧…
やっと半分の1億を使いきって、残りはあと1億円。
そんな夢のような日々を送っていたある日、一通の内容証明が届く。
差出人は国税局となっている。
封を開けてみると、自分に『所得税法違反』の容疑がかかり、3億円の追徴課税を支払えという。
これから遊んで暮らすための1億円がぶっ飛び、突然2億円の借金を抱えてしまった………
夢の2億円を手にしながら、いざ当たってみると、それは悪夢の馬券だった。。。
WIN5がネット投票限定で発売されている以上、もれなくこの悪夢を掴む権利はついてくる。
けっして他人事ではない!
宝くじで高額当選をはたすと、現金を受け取る際に担当者から「絶対、第三者に口外しないように」と釘を刺されるらしい。
宝くじは非課税だから、情報屋もチクりようがないし、もし第三者に知られたとしたら、口外したのは前出の担当者しかいないから即バレる。
ようするに今回の事件は、おたがいの顔が見えないところで起こった一種のネット犯罪と同じ。
売り上げ減の切り札として導入し、やっと定着した感のある夢馬券に、思わぬところでチャチャ入れされたJRAは、即刻この会社員が利用している金融機関を公表して、同じ取引先のIPAT会員に取引先変更を促し、その金融機関を『威力業務妨害』で訴えてもらいたい。
そうすることで、すべての競馬ファンは安心して夢を買えるようになり、それが売り上げを伸ばすことにも繋がり、なによりJRAにとっては、ひとりの大切なお客様のために闘う姿を見せつけることで、イメージアップにつなげる大チャンスだ。
オレも顧客の個人情報が丸握り出来る仕事をしていたから断言したい。
個人情報漏洩・守秘義務なんてものは扱う人間次第であって、しょせん綺麗事でしかない。
それを悪用するかしないかが人間の理性で、社会的地位が守られる。
今回のケースは、この国の法律を振りかざしながら、明らかに間違った正義感で守秘義務を怠っているだけに、個人的にはかなり悪質な例だと思う。
オレがまずこのニュースを聞いて思ったのは、「なぜバレた?どっから漏れた?」である。
これは野元氏が書いているとおり、ネット投票で稼いだなら、主催者(この場合はJRA)あるいは金融機関から漏れたのは間違いない。
この会社員の弁護士のホームページによると、メディアからこの質問を受けた際に弁護士は「わからない」と答えている。
もちろん弁護士だから「わからない」は建前で、本来だったら「主催者か金融機関」と断言したかったはず。
個人的には、この部分ものすごく重要で、どちらがタレコんだにしても信用問題にかかわるからだ。
ハッキリ言ってしまえば、馬券の売り上げ減に苦しむJRAが、大切なお客様を売るような行為にメリットはないわけで、情報屋はほぼ間違いなく金融機関だろう。
当然金融機関からしたって、競馬のネット投票専用だろうと口座を持っているのは大切なお客様だが、扱っているのはしょせん人間であり、娯楽で億を稼ぐお客様がお客様には見えなくなってしまった…といったところか。
ご存知の方もいると思うが、口座にある程度の額(100万以上?)が入金されると、金融機関から“探りの電話”がかかってくる。
これは警察の指導もあると思われるが、こういったシーンに直面すると、いかに我々は金融機関の人間に懐事情を握られているかを実感する。
『給与』で億稼ぐ人間は自分との立場の違いに羨望の溜め息を漏らせても、『馬券払い戻し』の億には嫉妬という名の敵対心、あるいはお門違いの正義感がフツフツと沸いてきたのか…
こうなるともう、大切なお客様とか守秘義務とかは関係なくなる。
強い正義感を信じて警察官になっても間違いを犯してしまい、子どもたちをただ教育したく教員になったのに過ちを冒してしまう…
どうしたって人間とは弱い生き物なのだ。
不思議なのはこの事件について、一部のライターが騒いでいるだけで、一般のファンが案外冷めていること。
たとえばWIN5で2億円当てたとする。
おそらくほとんどの方が月曜の朝、出勤しないでそのまま勤め先に辞表を叩きつけるだろう。
その足でフェラーリを買いに行き、世界一周旅行の予約をする。
あるいは抱えているローンをすべて一括返済するかもしれない。
そして昼間からビールをアオりながら競馬三昧…
やっと半分の1億を使いきって、残りはあと1億円。
そんな夢のような日々を送っていたある日、一通の内容証明が届く。
差出人は国税局となっている。
封を開けてみると、自分に『所得税法違反』の容疑がかかり、3億円の追徴課税を支払えという。
これから遊んで暮らすための1億円がぶっ飛び、突然2億円の借金を抱えてしまった………
夢の2億円を手にしながら、いざ当たってみると、それは悪夢の馬券だった。。。
WIN5がネット投票限定で発売されている以上、もれなくこの悪夢を掴む権利はついてくる。
けっして他人事ではない!
宝くじで高額当選をはたすと、現金を受け取る際に担当者から「絶対、第三者に口外しないように」と釘を刺されるらしい。
宝くじは非課税だから、情報屋もチクりようがないし、もし第三者に知られたとしたら、口外したのは前出の担当者しかいないから即バレる。
ようするに今回の事件は、おたがいの顔が見えないところで起こった一種のネット犯罪と同じ。
売り上げ減の切り札として導入し、やっと定着した感のある夢馬券に、思わぬところでチャチャ入れされたJRAは、即刻この会社員が利用している金融機関を公表して、同じ取引先のIPAT会員に取引先変更を促し、その金融機関を『威力業務妨害』で訴えてもらいたい。
そうすることで、すべての競馬ファンは安心して夢を買えるようになり、それが売り上げを伸ばすことにも繋がり、なによりJRAにとっては、ひとりの大切なお客様のために闘う姿を見せつけることで、イメージアップにつなげる大チャンスだ。
オレも顧客の個人情報が丸握り出来る仕事をしていたから断言したい。
個人情報漏洩・守秘義務なんてものは扱う人間次第であって、しょせん綺麗事でしかない。
それを悪用するかしないかが人間の理性で、社会的地位が守られる。
今回のケースは、この国の法律を振りかざしながら、明らかに間違った正義感で守秘義務を怠っているだけに、個人的にはかなり悪質な例だと思う。










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