ここ最近見た映画で最も泣けて感動した作品
「ワンダー君は太陽」
容姿の醜さから辛いことが起きると塞ぎこむ息子に、ジュリアロバーツ演じる母が「顔は人の過去を示す地図。このシワはあなたを産んだ時にできたもの…」と顔に表れる真の美しさについて話すシーンがあります。
このシーンが最高に好きです

というのもわたしも青春期に深刻なイジメが原因で顔が歪んでしまうという経験をしました。
それまで両親がわたしの容姿に大きな期待を寄せてくれていたため、自分の良さが消えてしまった‥と思い込み苦しかったです。
社会人になったあたりからほぼ顔は元に戻ったものの、自分の容姿に抱いた異様なコンプレックスは完全に取り除けず、今でもココが変、あそこが変と些細なことを気にしては落ち込みます。
反面、生きてきた歴史や考えてきた深み、辛いことを経験したからこそのあたたかみ…そんなものが出ていれば…それこそがいい顔であり、自分の目指す輝く容姿だという考えても持っていて、行ったり来たりする考えと戦う自分もいます。
ですが息子を産んで少し変われた部分があります

それは、息子を授かって出来た右頰のシミを心の底から愛おしく思えたこと

息子に怪我をしたのかと尋ねられたとき、「あなたがママのお腹の中でねんねしていた頃 栄養を充分あげれましたよーという印に出来た。だからとっても気に入っている。」と話したことと映画のシーンが重なりました

同時に
「あー、わたしはやっと自分の顔を好きになりはじめたんだ」と気づき嬉しくなりました

そう気づいてからは歴史と愛着を感じるわたしの顔…

最後までお読みいただきありがとうございます!
JUN
