金曜日の午前中は久しぶりに病院に行ってきた
以前、通っていた大学病院は私が働いていたところだったから
近かったし、知り合いの医師もいたんだけど
もっと専門の医師がいる病院に転院した方がいいと言われ
都内の大学病院に通うことになった
それから半年ぐらい経つけど
これといった変化はみられない
たまに今の自分のことを客感的にみることがあって
そういえば、最近は意識的に喋ろうとすることがなくなってる
話せないことが日常になるってこういうことなんだろう
出ないとわかっていてもたとえ息しか出なくても
声を出す努力をしていたのに
今はどうやって声を出していたのかも忘れてしまった
考えて声を出していたわけじゃないから
無意識すぎて覚えてないんだよね
そんなことをカウンセラーと話していたら
諦めちゃダメだって言われた
別に諦めたわけじゃないよ
意識しなくなっただけ・・・
自分なりに今の状態を受け入れないと前に進めなかったから
ただそれだけのこと・・・
それでも他人からは諦めてるって見えてしまう
誰のためのカウンセリングなのやら・・・
家に帰ってから、久しぶりに自分の声を聞いた
最後に頂いたデータファイルだけど
最後に残った唯一の声
相変わらず自分の声を冷静に聞くのは気恥ずかしい
つい彼の明るい声に意識が移ってしまう
何気ない日常の会話だったし、録音されているのも知らなかったけど
渡された時のことはもうあまり覚えていない
きちんとお礼を言えたかどうかも定かではない
あの時は心に余裕が無さ過ぎた
怒っていたのか、悲しんでいたのか
気持ちはどんどん薄まってしまう
だけど今なら素直にありがとうと言える