みなさま、お久しぶりです。JUN-JUNONです。
ブログをUPしよう、しようと思っていたら、もう7月。
いやぁ、まじ暑いですね。
前回のNONさんのブログを読んで、思わず笑って頷いてしまいました。ダブルワークのうえに、マンション全戸のインターホン交換!? もはや人生イベントですよね。
「人生で一度は経験する価値あり」って・・・本当に、のんさんらしい名言です。
さて私もこの1か月、なかなかの“裏方人生イベント”がありました。
このブログを読んでくださっている方の中にはご存じの方もいるかもしれませんが・・・・
契約更新をどうするか、ずっと迷っておりました。実はひそかに就活もしておりまして、いろいろと考えた結果、今回は「更新する方向で進めることにしました。」
でもこれは、「なんとなく流されて」「まあいいか」で決めたわけではありません。自分なりに整理して、線を引いて、納得できる条件で進めると判断した結果です。
今日はそのあたりのことを、少し書いてみたいと思います。
◆7月7日に契約更新予定です。
線を引くことは、否定ではなく、お互いの責任範囲をクリアにすること。
今回の契約更新に関する交渉は、実はちょっと勇気がいりました。そして、少し長引きました。会社からの提案をそのまま受け取るのではなく、自分で契約書を見直し、納得のいく形に修正案を出す・・・そんなやり方を選んだからです。
1か月ほどかけて、提出→却下→形を変えて再提出・・・を繰り返し、最終的にはほぼ希望通りに整えることができました。
焦点を置いたのは「金額」ではなく、「働きやすさ」や「業務の整理」。情報へのアクセス、追加業務の扱い、業務範囲の明確化など、“どうしたらきちんと働けるか=パフォーマンスを発揮出来るのか”を、自分の言葉で整理して反映しました。
ちなみに、某意地悪・・・いや、熱心な役員の方からは、「後継者の育成も業務に含めてはどうか」というご提案も。そんな細かいところまでご心配いただき恐縮です。でもそれは、さすがに一線を越えていると思ったのです。外部契約者に内部人材の育成まで丸投げするのは、本来あるべき組織のかたちではありませんよね。
ということで、「必要であれば別途契約でご相談ください。もちろん別料金です」と、冷静に”にっこり笑顔”でお伝えしました。
“何でも屋”として便利に使われることをよしとしない。その姿勢は、今回しっかり示せた気がしています。
◆この1年でやっていたこと、ざっくりと
この1年で特に大きかったのは、合併後初となるISO認証維持更新監査。
事務局として、監査対応から文書整備まであれこれ整えて・・・ おかげさまで5点満点中4点という高評価もいただきました(ひそかにガッツポーズ)。
そのほかにも、研修体系の見直し、ダイバーシティ推進、組織風土づくりなど、見えづらいところで名もなき仕事いろいろやってました。
「面倒くさいなぁもう!」と思いつつ、どうやら私はそういう仕事が、嫌いじゃないみたいです。
◆「便利な女」から「軸のある女」へ
人は変えられない。だったら、自分が変わらなくちゃね。
以前のブログでも、「便利な女扱いされてる」とぼやいたことがありましたよね。その感覚、正直いまもゼロではありません。きっと、これからも完全には消えないんだろうなと思っています。
でも今は、その立場に甘んじるんじゃなくて、必要な場には自分の意思で入っていくこと。そして、ちゃんと一言を届けること。そんなふうに動こうと思えるようになってきました。
便利に使われるのではなく、自分で選び、動き、関わる。そのための“したたかさ”とか、“踏み込み力”とか、そして、ときどき出てくるちょっとした“狡さ”も、この1年で少しずつ身につけてきた気がします。
昔は、「狡さは正義から外れる」と思ってたんですよね。ぶつかってでも正面突破するのが“正しい姿勢”って。でも今思うと、それってちょっと思い上がってたのかもしれません。
正直なところ、当時の自分を守ってくれていたのは、たぶん“ポジション”だったんだと思います。あれは自分の力だけじゃなかったな・・・って、最近ようやく認めることできました。
もちろん、人を陥れるような狡さは今でも嫌いですし、そういう相手には、たぶんこれからも普通に戦います(笑)。
でも、自分を守るための狡さって、それとは全然別もの。ちょっと立ち回るとか、あえて引くとか。・・・でも、そういう知恵や余白・・・実は、今までもやってたんですよね。ただ、それを「正しい」とか「自分の武器」として意識していなかっただけ。
でもこれからは、その力もフル活用していきます。「あれ?気づいたらJUNさんの提案になってる…?」って、そんなマジックを、しれっと仕掛けていこうと思ってます。
◆外でも中でもなく、その中間くらいで
現在の私は、契約上は外部の立場にありますが、実際には組織の内部に深く関わり、仕組みづくりや人づくりに携わっています。この“外部っぽくて内部っぽい”という曖昧な立場は、ときにやりづらさもありますが、今ではむしろ強みに変わりつつあります。
距離があるからこそ見えること。
中に入っているからこそ動けること。
その両方を意識しながら、これからも静かに、そして確実にやるべきことをやっていきたいと思います。
◆さいごに
この1年を振り返って、強く思ったのは、「役割に縛られず、自分の軸で働くことの大切さ」でした。誰かに決められるのではなく、自分で線を引き、自分の言葉で動いていくこと。それを意識したからこそ、今回の契約更新にもきちんと向き合えたのだと思います。
これからも、無理せず、でも手は抜かず。そんなスタンスで、自分の仕事に、いや自分自身に向き合っていけたらと思います。
・・・とブログに書いていると冷静なJUNさんですが、 会議では「吠えまくり」で、毎回「あぁまたやっちまった」と反省する日々でございます。
長々としたブログになってしまいましたが、
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
ここまで読んでくださったあなたに、深く、静かに、全力で感謝いたします(笑)
それではまた!
魔女になるのも大変だ!Jun-JUNON