多くの大学生は大学を卒業する前に大人に芽生えはじめる。タバコを吸い始めたり、お酒が解禁されてよく飲んだりなどする。そこで私は一度自分が大人になっているのかを見返した。最近、別に味が好きでもなく、ただ苦いだけなのにコーヒーをしばしば飲む。大学生の私がコーヒーを飲めること=カッコいいと思っているからだ。いわゆるただのカッコつけだ。コーヒーを飲むことにこれといった年齢制限はないのに、世間的にコーヒーは大人の味、大人になってから飲むっていうことが一般的である。そのせいか、勝手にコーヒー=大人の飲み物と思ってしまう。だからこそ、コーヒーを飲んでいる人に強い憧れを抱いてしまう。私が始めてコーヒーを飲んだ時は中学2年の時。とても苦くてすぐに捨てていたのに、今では別に好きでもないのにただカッコいいとう理由だけでよく飲んでいる。これに恐怖を感じる。時にプライドに怖さを感じる。コーヒーが飲める自分がかっこいいという甘い考えなだけで苦いコーヒーを飲んでいる。つまり、わたしはプライドのためなら、別に好きでもないことをするのだ。一つのことにただ真っ直ぐ走り続けること、夢に向かって誰にも負けないくらい努力している人、私はそういう人たちがもつプライドの方が断然カッコいいと思う。カッコつけが終わる瞬間、プライドを捨てる瞬間、コーヒーの味が本当に美味しいと思えた時に、私は大人に一歩近づくであろう。