このあと、考えられないようなことが頻発する。
新聞紙を見ていると自然と事件に目がつくようになる。
そしてなぜかそれが自分と関係があるように思い込むようになる。
どこかで家が燃えていれば、自分のせいなのでは、どこかで車の事故が起きれば、
自分のせいなのでは、というふうに感じるようになってしまう。
結果、廃人のように心神喪失で、母親に病院に運ばれるようになる。
最初は、小さめの病院に向かうもそのあと大きめの病院へ。
入院したことで、身の回りの危険から解放された気分になり、
冷静になっていくのを感じ、すぐに退院もできるだろうと考えるも、
薬を与えられて、服用することになる。そのせいで目は霞み、頻尿気味で
さらに体調が悪化したかのように感じられる。
感覚が鈍くなったようになり、これが正常とは思えない状態になる。
入院中に他の患者の人がいたけども彼らも何か辛い病気に
掛かっているということなのだろう、しかしこれらもどこかで見たような
服装格好だ、まさかそんなところにまでそのようなものが
潜んでいるなんて思うまい、普通。
彼らが偶然いたのか誰かに利用されているのか、わざわざ
そんなところへ向かう意味は何かあるのだろうか。
何にしても、そのようなところで、最初は何もわからないまま
引きこもり続けて3カ月という長期的な家離れをすることになった。
