放射性物質に汚染した稲わらを食べた牛が流通
している問題で、県生活衛生課は29日、日光市の
農家が出荷し6月7日に東京都で食肉処理された
牛肉から基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える
904ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
大阪市内の店と百貨店に販売されていた。県内の流通は
確認されていない。この農家が東京都とさいたま市の食肉
処理場に出荷した4頭のうち、汚染が確認されたのは初めて。
この農家は、福島第1原発事故後に採取した稲わらを近隣の
稲わら農家から購入し、牛に餌として与えていた。稲わらからは
1キロ当たり3万5千ベクレル(水分補正値7973ベクレル)の
放射性セシウムが検出された。
放射線セシウムの汚染牛肉が確認されたことにより今後栃木県
では出荷停止措置も検討されると思われる。
放射線セシウム汚染は東北3県及び関東1県に拡大している。