1人の医師として、晩年を

生きる女性の患者さんから

色々な告白をされることがある。


じきに、肉体を失って

自分が僕にそんな話をした

事なんて、何の意味も持たなくなる

ことを分かっているからこそ


60年も70年も前の誰にも

言わなかった秘密を

担当医である僕に、ふと、話したく

なるのだろう・・・


沢山の月日を生きた女性達が

話す事は、夫のことでもなく

子供のことでもなく、ましてや

親や兄弟のことでもない・・・


大好きだったのに、結ばれなかった

恋の話


夫がいながらも、激しく燃えた

愛の話


そんな彼女達を見ていると

彼女達だけが特別なわけじゃなくて


どんな女性にも、人生の中で

倫理とか道徳とかに反した

行為を本能が欲するままに

過ごしたい季節があるような

気がする。


たとえ、夫に不満が無くても

子供に恵まれて、最高に幸せ

だと感じていても、


理性で感じる幸せと

本能が欲する幸せは

別のものなのだから・・・



途中までその道を行き

引き返した人もいるだろう・・・


そのまま、道を転げ落ちて

行った人もいるだろう・・・


正直に生きれば生きるだけ

自分の人生は苦しくなる


自分の心を押し殺せば

自分の生き方が苦しくなる


どうやって、その気持ちをおさめて

彼女達は、今の静かな余生に

たどり着いたのだろうか・・・


「先生、墓場まで持って行こうと

思ったけど、先生にだけ話せて

良かったわ。

私が彼を愛していた気持ち、

これで本物になったような気がするわ」


ある女性はこう言った1週間後に

息を引取った。


人はいずれ逝く


逝く時に


「やっぱりあの人の胸に

飛び込むんだった」


「これもやりたかった、あれもやりたかった」


そう、後悔するよりも


「あ~、楽しかった。

辛い事も沢山あったけど、

思いっきり生きたわ」


と言えれば、どんなに良いだろう・・



人からどう言われても、

どう見られても、

自分の人生は自分のもの・・・


人が人を好きになる気持ち

は、止められない。


こう割り切るには

しがらみが多すぎる

それが、人生・・


他の人を傷つけてまで

幸せになって良いのか・・?

この気持ちがあるからこそ

人は、悩みもと来た道を

引き返していく。


ただ、間違って欲しくないのは

腹をくくるだけの、価値がある男か

どうかだ。



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