カトリック的ぼうけんの書 Lv.7 -28ページ目

カトリック的ぼうけんの書 Lv.7

ある日突然カトリック教会に通いだしたJUNEの日記。略してカト日。教会でのできごとやキリスト教について思うことなど、覚え書きを兼ねてぐだっと綴ります。

東京カテドラルで行われた『第24回荘厳司教ミサ』に参加してきました。
このミサはカトリック・アクション同志会というところが主催していて、教区行事というわけではないようです。
第二バチカン公会議以前は、日本のカトリック教会でもミサはラテン語で行われていたというお話を神父様から何度も伺っていたので、すべてラテン語・グレゴリオ聖歌によるミサにはとても興味がありました。
年に1回行われるんですが毎回テーマがあって、今年は「東京カテドラル献堂50周年を記念して」というもの。

というわけで小雨降るなか向かった関口教会。
開場は14時なのですが、13時から入場整理券が配布されます。
それだけ大勢の方が参加するってことで、ちょうど13時に信徒会館に入ってみるとすでに行列。
用紙に名前を書いて受付し、ミサ次第と整理券をもらいました。

このミサ次第が…分厚い!
100ページほどあって、見開きで左のページにラテン語。右のページに日本語と英語の訳が載っています。
日本語は文語っぽかったです。今の口語よりこっちの方が良いなぁとチラッと思いました(笑)

お御堂に入りますと、「堂内ではお静かに」と書かれたプラカードを持った人が会衆席を回っていました。
まぁざわついてましたけど。写真撮ってる人もいましたけど。
ここらへんはもう少し厳しくしても良いんじゃないかなぁ。
お友達と連れ立って来たおばちゃんたち。一緒にいたらおしゃべりしちゃうんだろうけど、お御堂に入るまでに散々しゃべってたでしょ?と思う。
ミサの前は沈黙のうちに心の準備をしましょう。

それはさておき。
ミサは15時開始なのですが、14時40分から諸聖人の連祷が始まりました。
もうここからラテン語ですよ。
「これ、列福式をバチカンTVでやってた時に見たわ!」と、張り切って "ora pro nobis" と歌いました。
6番目がラファエルだったのでニヤニヤ(笑)
聖人が個人の時は "ora pro nobis" なのですが、『聖なるすべての○○』のように複数というか個人が特定されていない時は "orate pro nobis" でした。
祈るという単語が変化してるんですねぇ。日本語訳はどちらも「われらのために祈り給え」でしたけど。
38の聖人に取次を願って連祷がおわり、次に「主よわれらを赦し給え・主よわれらの祈りを聴き給え」」と続ける歌になりました。

あちこちの教会から集まった120人の聖歌隊が聖霊賛歌を歌い、全員でAVE MARIAを歌い終えるとちょうど15時。
そのまま司祭団入堂でミサ開始です。
これ以降を細かく書くとキリがないので端折りますが、この司祭団がまたすごい。
まず、主司式は我らが大司教、岡サマです。
で、共同司式は教皇庁大使館の(ステキな)一等書記官。この方は代理ですが当初は大使が来てくださる予定だったようです。
それから各教会やら修道会の司祭が16人、そして侍者が15人。
祭壇に上がると壮観で、さすがに厳粛な空気に包まれました。

言葉はラテン語だけどミサはミサ、と言うべきか、ミサはミサだけど言葉がラテン語と言うべきか…。
やってることは何ひとつ違わないんですが、今どこをやってるのか、ミサ次第のラテン語を追うのに必死でした(笑)
一瞬目を離したら、Amenを言うところが分からなくなるからね。
大司教様のお説教だけはさすがに日本語。
最初に「私の説教は日本語です」と仰ってました(笑)

共同祈願は韓国語・英語・スロバキア語・ナイジェリアのエド語・タガログ語・ドイツ語・日本語の7か国語。
それぞれの言葉で、困難にある人々への憐みや祈りを願ったり、信仰が強められるようにと祈りました。

ちょっとびっくりしたのが第一、第二、福音の聖書朗読で、もちろん全部ラテン語なんですけど、歌でした。
それから第二奉献文で聖変化の時に全員跪きましたね。
普段も会衆席で時々見かけますが、全員やるのってあまりなかったな。

三夜漬けで覚えようとしたラテン語で歌う主の祈りは雰囲気だけで終わりました(笑)

聖体拝領は、跪いて舌で受けるのもOKでその時は侍者が、ご聖体が床に落ちないように受け皿を差し出してましたね。
私は普通に手でいただきました。どうやってあーんしたら良いのか分からなかったし。

最後に、大司教様が祝福をしながら会衆席を一周し、退堂して閉祭。
この後にパイプオルガンで演奏されたメンデルスゾーンがステキでした~。
聴き終わるまでお御堂を出られませんでしたもの。

ということで以上、ほぼ全編ラテン語と、聖歌隊が聴かせてくれた鳥肌が立つほど美しいグレゴリオ聖歌で勝手にバチカン気分に浸った荘厳司教ミサでした。

いや~良かったですよ~。
全体の様子は分かったので、もう少しラテン語を覚えて来年もぜひ参加したいです。

ちなみに「女性信徒の方はベールの着用をお勧めします」と事前にアナウンスがあったので、洗礼式以来ベールを引っ張り出して被りました。
気を付けないと滑って落ちるので普段は被りませんけど、たまには良いかな(笑)

ミサレット表紙

ミサレット中身
聖歌隊が歌う聖歌の楽譜の一部はネウマ譜でした。