「じゅんくんっ、やっ、やあっだっ」

 
くすぐったさから身をよじった彼女の頬が俺の唇に触れた

 

 

途端に固まったかのように動きを止めて、見る見る間にフワフワフワ~っと頬が染まりだす

 

 

面白いからそのまま唇をつけたままにしていると

 

 

 

「じゅんくん・・・・・・・」

 

 

甘えるような困った様なねだる様な、そんな俺の大好きな声で名前を呼ばれた

 

 

「ん?」

 

 

唇を頬につけたまま問いかけたたから、かすかな振動が伝わる

 

 

それを感じてぴくっと上がってしまった肩がかわいい

 

 

「シャワ-どうぞ」

 

 

かわいい口からかわいくない言葉

 

 

「やだ」

 

 

「でも、風邪引いちゃうよ」

 

 

「そんなに俺と離れたいの?」

 

 

「そんなことないよっ」

 

 

「じゃあ、離れたくない?」

 

 

「・・・・うん」

 

 

「んふふ。合格」

 

 

ちゅううううううう~~~~

 

 

合格のご褒美にかわいい色に染まった頬を吸ってみる

 

 

「わっ、わっ、赤くなっちゃうよ~」

 

 

「じゃ、こっちも」

 

 

ちゅううううううう~~~~~~~

 

 

ちゅぽんっ

 

 

「ほら、これで・・・・・・・ぶふっ」

 

 

「え?え?どうなったの?」

 

 

「ん~~~~ぐふっ、かわいいチ-クになったよ」