「・・・・・・・・・・・・・・・もっと運動する?」
「だ、だいじょぶッ・・・・・・・・」
お互いの息がやっと落ち着いてきて、彼と二人でベットに横たわっていたらそんなこと言ってきた
運動・・・・・・だって他になんて言えばよかったの?
「んふふ・・・・・・・・・・・・・・まさか○○がぁ~俺にムラムラして眠れないなんてさぁ」
ふぎゃっ(@Д@;
その通り過ぎて何も言い返せない
「ん~ふふふっ。」
込上げてくる笑いを抑えようともせず、上機嫌で私の髪を撫でている
「○○がおうちデ-トしようって言うから俺我慢して早く寝たのになぁ」
あぁ・・・・・いじわる
そうだよ、おうちデ-トしたいんだもん
「明日、おうちデ-トすればいいと思うし・・・」
「そうだけどさぁ、起きられるかなぁ」
確かに・・・・もう3時すぎてるし
でもちょっと寝坊して起きてブランチとかでもいいと思うんだけど
黙っている私に、彼はずっとご機嫌で、ちらっと見上げたら目尻にいつもの優しいしわが出来ていた
つい見惚れていたら彼の唇がゆっくりと近づいてきて
ふにゅぅ
って私の唇を確かめるかのように優しく重なってきた
ゆっくりと触れてから啄むように何度かしたあと離れて
いつもの喉の奥での笑い声をたてる
「明日・・・・起きるから、おうちデ-トしたいな」
「・・・・・・・ん・・・・・・・ごめん、普通のデ-トできなくて」
彼の眉根がくっと引き寄せられた