「先に寝ちゃって…匂いとか・・・体温とか・・・かわいく口開けてす-す-寝息たてたりしてるから・・・」
まさか離れて寝ろってことか?!
それは・・・・・・どうしてもだとしても・・・・・嫌だな
で、それと運動との関係がまったくわからない
「だから・・・・・・」
そこで言葉が途切れたかと思うと、彼女がぐいっと俺の胸から伸びあがり
正面から見つめられる
そのまま続きの言葉を待っていたら
急に恥ずかしそうに視線を斜め下あたりに落とし
そのまま俺の両頬を両手で挟み
下からゆっくりと唇を重ねてきた
ちゅっと小さな音を立て離れるとその唇から続きの言葉が紡がれた
「・・・・・・・エッチなこと、したくなっちゃったの」
言葉が脳細胞に届くまで・・・・・・どれぐらいかかるんだ?
「……運動って・・・・・・」
俺の問いかけにぎゅっと唇を噛みしめたと思ったらそのまま歯がぶつかりそうな勢いでまたキスをされた
小さな唇の間からかわいい舌が出て、俺の唇に割り込んでくる
一生懸命俺の舌に絡ませてくる小さくて熱い舌
やばい
まじやばい
エッチなこと、したいって
彼女の口からそんな言葉
運動ってつまりは俺とそ-ゆ-ことしたいってことだったんだよな
つまりは俺とやりたくてムラムラして寝付けなかったってことだよな?
彼女がムラムラ
ムラムラ
ムラムラ
一気に目が覚め体中の血液が細胞が覚醒する
「・・・・んㇷっ」
息継ぎで離れた唇
それを待って問いかける
「○○・・・・・・俺としたくて眠れなかったの?」
首筋に顔を伏せ、ぎゅうううううっと抱きついてくる
「・・・・・・・・・・・・・・そう?」
「・・・・・・・・・・・・・うん」
うお---------------いっ!!!
理性吹き飛ばされた