「ね・・・・・・・・しよう」
ひゃあっ!!!!!!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・いい?」
「待って、待って、ねっ」
熱くて硬いそれが私のお尻や背中を這いまわっていたのに
その言葉とともにお尻の間ににゅるっと侵入してきた
私の両腿というかお尻というか、とにかくそこへ侵入し挟まったそれは
そのままゆっくりと前後に動き出して
私の蜜が溢れていたままのところをゆるゆると擦りだす
「ん~待ぁてなぁいなぁ~」
甘えるように言われて愛おしい気持ちがあふれ出す
私に甘えてくれている
神々の山嶺でのあの激しいまでの役柄とは全然違う彼
だけど
「だって、本当にっ、やなのっ。わたしばっかりはっ」
そのまま背後から私の肩に顎を乗せ
「じゃぁ~どうしたらしていい?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さ、触らないで」
そうだよ。触られなければいいんだよ。
いっつもいっつも彼があちこち指や舌で触ったり舐めたりするからあちこち全部気持ちよすぎてわけがわからなくなちゃって
・・・・・・・・・・・・・・・・ワタシダケイッチャウンダヨ
「触らなければいい?」
なんだか自信があるような、勝ち誇った様な、してやったりのような
そんな声音
「うん・・・・・・・全部だよ。どこもダメだよ」
「んふふ、了解」
「んぁっ、ぁあっあっ、ぁっ」
了解と言った途端、にゅるにゅると前後していた彼が一気に挿いってきた
彼は横向きに寝てる私のお腹のあたりで緩く両手を組んでいるだけで
他はどこも触られていないし舐められたりもしていない
だけど
「○○のなか・・・・・・熱い・・・・・・・・」
そんなことを熱い息とともに耳に吹き込んでくる
「やっ、そっ、そこでしゃべらないでぇっ」
「え~っ、注文が多いなぁ」
そう言いながらも笑いながら耳元から口を遠ざけてくれた