健君からのアドバイスにしたがって


直接会ったときにしっかり目を見て聞いてみようと思ったんだけど



なかなか会えない




1時間でもあいたらとは思うけど


それが平日の深夜だとさすがに難しい







20周年を軽く考えてなんかいなかったけど



まさかこれほどとは想像さえもしてなかった



いろんな人が



いろんな形で考えて



お祝いしてくれて


20年という時間の重みを感じて



ありがたくてたまらない



だから時間がとれなくてもしょうがないとはわかっているし



彼女へはメ-ルや電話はなるべくしている




彼女はいつも通りで


俺の体調やら心配してくれて


ちょっとした日常の出来事とかおもしろく話してくれる


だから急がなくてもいいのかもしれないけど






俺が



俺が会いたい



会って目を見て心配ないと確認したい



彼女に関しては



俺が今までの俺ではなくなることが多い










今日もまた雑誌の撮影で6人で集まっている



三「岡田さーネットとか見てる?」



岡「あんまり・・・」



今日は今度のコンサ-トについてで




坂「・・・・・・・ファンのみんなにとってどうにかいい方向へ・・・・・どうしたらいいか」




それはコンサ-トの申し込み中から懸念されたことで




井「う~ん・・・・・一人でも多く来れるように席が増やせるようにっていうのが一番だよね」




剛「井ノ原君の言うとおりだな」




長「そうだね。本当に一人でも多く来てほしいよね」



今回コンサ-トの申し込みがいつになく殺到して



ファンクラブに入っていてもチケットがとれないファンが続出したらしい



三「もうさ~ネットの書き込みとか見てるとたまんないから」



いつもいつも誰よりもファンのことを考えている健君



そして誰よりもファンの気持ちに寄り添って行動する健君




結局長い話し合いの結果



いろんな工夫をして席を増やせるだけ増やそうといことになった