「あれ?」



笑う俺を見て不思議そうな顔



「なんで笑うのかなぁ・・・」




思考が全部口から漏れておもしろい



「だって間接キスしたのに」



うわっ、だからその言葉はやめてくれ



普段は絶対言わないようなことを口にする



「それよりいつもしてるのにな・・・・・・・・直接」



降参っ!



白旗上げさせてくれ!!



これ以上は耐えられない




「ねぇ、准君は直接じゃないほうがいいの?そんなことないよね?」



岡「○○っ」



てっとり早く口をふさぐ




「っんっ・・・・・・」




まだまだしゃべりたりないのか



俺の羞恥心を攻めまくる口は



うんとお仕置きしてやる



舌の先だけで焦らすようにくすぐるように触れる



それから優しく丁寧にあちこちを舐め上げる



俺の舌を求める彼女



もっと、とねだる彼女をかわして



唇をそっと甘噛みする




「ンふっ・・・・ぅ・・・・・・」



鼻から甘い吐息が抜ける




岡「もっと?」



俺の言葉にうっすらと目を開け焦点を俺に合わせる




岡「もっとする?」




「・・・・する」




岡「んふふっ」



素直でかわいい彼女の言葉に俺はいい気になってしまう




「准君のキスはいつもすっごく気持ちいいんだよ」




うっわっ



心臓を貫く





ほろ酔い彼女は最強だ





どんなに俺が頑張っても勝てない




たった一言で俺は完全降伏だ