「うん・・・・・・泊まりたい」




岡「仕事大丈夫?」



「准君、明日は土曜日だから」



そう言ってクスクス笑う



この仕事してるとどうにも曜日感覚がなくなってきて困ることがある



岡「俺、明日は朝9時に出るから・・・・・少しだけなんだけど」



「・・・少しでもね、一緒にいたいよ」



あんなことした俺なのに



どこまでも優しく



俺を好きだと態度で示してくれる彼女を



改めて大切にしたいと思う



「あ・・・・・・」



岡「ん?」



もしかして予定はいってたとか?



「えっと・・・・・・・短パンみたいなのがあったら貸してもらえるかな?」



そういえばスカ-ト履いてないな



俺のTシャツだけってことか



Tシャツの裾から伸びた足に目をやったら



「きゃあっ」



勝手に手が動いてTシャツの裾をめくっていた



「えっち!」



岡「んふふっ」



えっちって言う彼女がなんだか学生みたいにかわいく見えて



「准君ッ!」



必死に止めようとする彼女の手をすりぬけて



そのまま裾をめくる



岡「あれ・・・・・・・」




真っ赤になって裾を両手で握りしめガ-ドしていた彼女が俺の声に顔を上げる




岡「さっきと違う・・・」




俺が脱がしたときは黄色い下着だったはず



でも今は



岡「ピンクだ・・・なんで?」




俺の素朴な疑問に



彼女はますます真っ赤になりながら



「だからっ、下着もスカ-トも・・・・・・・洗わないと着れないから予備のに着替えたのっ」




あぁ、ぐちゃぐちゃになってただろうな



岡「ごめん。洗濯機まわそう。浴室乾燥使えばすぐ乾くから」



スカ-トって洗濯機で洗えるものなのか?



洗ったことないからわからないけど



「ありがとう・・・」



ほっとした表情



・・・・・・・・・・・・



そのまま視線を外される



何かひっかかる



なんだろう?