岡「もう、くっついてるよ」


「うん…」


だからこのままで幸せ


触れてる部分からどんどん彼が流れ込んでくるようで


私は頭の芯からどんどん熱く甘くなってしまう


岡「○○…」



甘い甘い低音で


名前を呼ばれるから


耳元から背筋を通り腰まで痺れが走る


岡「他には?」


他にって…


「ん…こうしてるだけでいいよ」


私を優しく抱きしめる腕をそっと掴む


ねぇ


彼を独り占めしてる時間



それはどんな物にも代え難いんだよ


そんな幸せに浸っていると


私を抱きしめていた彼の右手が



私の左手をとり


ゆっくりとマッサージをするかのように


指を一本一本


丁寧に揉みほぐしていく


岡「サービス」




エ…ロ…

エロすぎるー‼︎


どこのどんなサービスよ⁈


岡「お客さん、疲れてますね~」



「それは准君でしょー」



耳元で声にならない笑い声がして


岡「俺は大丈夫」


って


反対の手をとって揉んでくれる


めったに弱音を吐かない人だから


目の下にクマがあっても


大丈夫って言うから


「交代しよう!私、肩揉んであげる」