岡「…はぁっ…っ……」


私の上に突っ伏した彼の荒い息が


首筋にかかって


いったばかりで敏感になっている体は


ぞくっとしてしまう


私の上で



脱力してるのに体重をかけないようにしている


汗に濡れた彼の体が


たまらなく愛おしい






ちゅっ



「んっ」


ちゅっ



岡「んふふっ」



ちゅっ



「ふっ」


ちゅっ


岡「もっと」


ちゅっ


「准君」


ちゅっ


岡「ん?」


ちゅっ


「ふふっ」



私の顔の横に


肘をついて


至近距離でキスを繰り返しくれる


長い指が


私のおでこにかかり


濡れた前髪を横にそっとなでつける



「汗かいてるから…」


ちゅっ


岡「ふふっ。しょっぱい」


ちゅっ


「だから言ったのに」


ちゅっ



岡「美味しい」


ちゅっ


岡「○○は…」


ちゅっ


「うん?」


ちゅっ


岡「達人の上は難しかったね」


ちゅっ


「准君っ」


ちゅっ


岡「んふふっ」



ちゅっ


岡「また挑戦してよ」


そんなこと


そんな甘い声で


甘く細めた目で


言わないでほしい



ちゅっ


「達人の上じゃなくていいよ」


ちょっと膨れて言ったら


ちゅっ


その膨れた頬にキスをおとされる


岡「んふふっ。じゃあ達人の下でいいの?」


それは


yes


と答えたらつまりはそういうことで


no


と答えたらそれはそれでそういうことで



ちゅっ


岡「ん?」


返事を促すけど


口の端が片方上がってて



私がどちらを答えても



フェロモン全開笑顔でちゃかすんだろうな


とわかってるから


無言


ちゅっ


ちゅっ


ちゅーっ