「・・・んっ」



久しぶりにひげのない彼とのキスは




なんだか違和感さえもあって




でも




ふれ合う頬や



顎から




柔らかな熱を直接感じることができて




付き合いだしたころの初めてのキスを思い出してしまい



その頃の気持ちも溢れ出てきて



胸の奥からギウギウになってしまう




岡「ふふっ・・・・・・・・どう?」




どうって・・・・・・




岡「やっぱりひげがないほうがいい?」




「・・・・・・・ンッ・・・・・・・・」




キスの合間に問いかけられるから答えられない




岡「ん?」




「ぁ・・・・・・・・っと・・・・・・・・・・ンッ・・・・・・」




答えようとするとそれを邪魔するかのように




彼の唇が深く重なる





岡「○○・・・・・・・・・」





「んンッ・・・・・・・・・・どっちも・・・・んっ…・だよ・・・・・・・・」





その答えにご褒美のように彼の長い指が私の髪の中にもぐり込み




優しく梳いてくれる


何度も何度も優しく髪を梳いてくれる指の感触に



うっとりして目をつぶっているから



夢見心地になってしまう


岡「またはやさなきゃかもしれないから…」



番宣のためかな


ひげってそんなにすぐ伸びるものなのかな



岡「今日…いっぱいひげのないキスして」



そんなセリフ、甘々な瞳で見つめながら言われたら




仕事に行きたくなくなっちゃうよ


岡「○○……あと10分はあるよ……」


「ん……っん…」



朝からこんなに幸せで


つるつるの



整いまくりのお顔の彼に



会えて優しく抱きしめてもらえて




キスの雨を振らされて



仕事にならなくなったらどうしよう(////)



でもとりあえずは10分間



彼に溺れよう




久しぶりのつるつるな彼に


ね(笑)



終わり