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センチグラムJUN ★ROAD TO REDSTAR★

BASSIST センチグラムJUN(橋川潤) による日常徒然

どうも。
潤です。
大切な報告があります!

早いもので、上京して22年の月日が経ちました。
先ずは、久々に振り返ってみようと思います。



当時高校生卒業したての俺は、何も分からないまま、音楽やるなら本場を感じたい。
本場で戦いたいと思い、すーぐ長崎から上京しましたw


理論も、何も知らなかったのでメーザーハウスって専門学校に短期間通ったりもしてました。
少しの期間寮にも入ってたんで、そこから初めて東京の友達ができました。
そこで知り合った奴とバンド組んだり、そいつの友達が紹介してくれた友達ともバンド組んだり(後のパートナーまぁくんとの出会い)。


Z[zero]


HELL CRADLE


ACE

何か若いw



とにかく憧れの場所でライブしたくて、曲作ったり、オーディションを受けまくった。
※当時の有名なライブハウスは昼間はオーディション、夜はレギュラーのライブ。
テープ審査、ライブ審査で合格したグループのみレギュラーで出演できる文化があった。

目黒鹿鳴館とかライブステーションに合格した時は嬉しかったなぁ…

テレビ番組でブレイクアウトっ番組があったんだけど、そこによく出てたライブハウスだった。
バンド黄金世代で、当時、登龍門だったんだよね。
オーディションに受かって、有名な箱でライブをする事がね。



バンドが本格化してきて、寮も学校を抜けて一人暮らしを始めた訳だけど、そっからがマジ本番!壮絶でしたw


最初ぶちあたった壁は、単純にお金を稼ぎながら夢を目指す。
いつかは音楽だけで食べて行きたい。

家賃3万の地下室に住んだり、部屋をシェアしたり貧乏暮しの20代前半w
バイトも3つ掛け持ちしたり。
どんな時も親やファンの方々は俺を信じてくれ、音楽活動を応援してくれたのは本当に感謝してます。

途中から軌道に乗り始めて、機材車買ってツアーを始めたりもした。九州でもライブしたのはよき思い出。


GRASSTONE



元メンバーとは今も大切な親友。
本当に共に戦い、共に泣き、笑い、金では買えない刺激的かつ温かい時間を共有できた。



出会い一つ一つが財産で、培った経験は、ご存知の熱苦しい、橋川潤に今も熱く生きてます。


途中で息詰まった時、新たな挑戦で組んだトランジスター。

トランジスター

このバンドで、初めて絶対的ボーカルと出会う。
自分はもっぱらROCK畑のベーシストでしたが、歌物は初挑戦。
松野龍一の世界観を大事にベースラインやら、立ち振る舞いから、色々新たな試みでした。

吉祥寺のバスターミナルで雨の日も雪の日も必ず休まずストリートライブを決行。
毎月シングルリリース。
半月でワンマンライブができるまでになりました。

吉祥寺で、少しは名が知られるようになり、コンテストで優勝なんかもした。

話題となり、事務所からも声がかかり、新体制で残った松野龍一、橋川潤、丹大博士と3人でセンチグラム始動!

新たにギタリスト丹羽智也も加入。
時空飛行(シングル)、プラネタリア(アルバム)をリリース。
共にオリコン入りを果たす。

憧れのO-WESTでもワンマンを行い、満員御礼!



TVではLUNA SEA河村隆一さんと楽曲を作らせて頂いた。

映画では、長澤まさみx岡田将生 w主演映画

"潔く柔く"挿入歌 forget-me-not参加

潔く柔く

ここだけの話、映画館へ一人で見に行ったのですがエンドロールで自分のバンドの名前が刻まれた時は泣いたよねw



丹羽っちが抜けて、また三人で活動



活動の中出会った野田賢輔(ex.Asian2)が加入!
4人で再始動!

仲間に支えられながら活動!

ここまで振り返ってみても本当に山あり谷ありな東京音楽人生だw

メンバーがヘルニアになったり、事故に巻き込まれたりもした。

それでもなお、続いてるセンチグラムは奇跡だと思う。

この後、野田賢輔が脱退し再び3人に。
そして丹羽智也が再び加入。

メンバーは結婚したり、子供ができたり、もうそんな歳だよね。

あっという間に今に至る。



そんな中、自分の親がまさかの60過ぎで再婚!
実にめでたい話!
俺は散々親に迷惑かけたから、嬉しかったなぁ。
一人で生きるより、大切な人と時を刻む事は幸せな事。バンドで学べた事でもある。


そんな中、兄から電話があり、近況を色々話しをしたんだよね。

メンバーには申し訳ないけど、俺は長崎に戻ろうと思った。
俺もいい歳だし、親もいい歳。
おばあちゃんの件もある。実家の問題もある。

これまで、自分勝手に生きてきたけど0からでも家族の力にならなきゃ駄目だなって思った。

メンバーに話しをした。
脱退も考えてた。

けど、メンバーは続けようと言ってくれた。
感謝しても感謝しきれない思いだよ。
本当に救われた。

センチグラムがもっと好きになったし、改めてうちらは家族だなと思った。


本当に私事で申し訳ないのですが、6/30を持って22年間に及ぶ東京生活を終了します。

愛しのメンバーや仲間、今も応援してくださる皆様本当に感謝してます。

7月以降は、ライブの時に東京に来る流れとなりますが、今後とも宜しくお願い致します!


引き続きみんなが前向きになる音、生き様になれるよう傾奇倒します!


さよなら♪大都会東京、またね!