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東京・JR東日本 四季劇場「春」

 

東京・JR東日本 四季劇場「春」

 

 

東京・浜松町のJR東日本四季劇場「春」で24日、

ディズニー最新作『アナと雪の女王』開幕した。

 

JR山手線・浜松町駅の看板

 

 

これは2013年に大ヒットしたアニメーション映画を

ミュージカル化した作品。

 

 

アメリカ・NYC ブロードウェイ

 

 

ミュージカルの本場、アメリカ・ブロードウェイでは

2018年2月22日にオープニングを迎え、

コロナ禍の影響を受けた去年3月11日の公演が打ち切られた。

本来であれば、まだまだ上演していたであろう作品だけに

残念でならない。

 

そのディズニー最新作『アナと雪の女王』が

日本で劇団四季によってロングラン公演がスタート。

 

東京・JR東日本 四季劇場「春」

 

 

ロビー・ホワイエから客席内に入ると

そこには“アナ雪の世界”が目の前に!!

 

 

『アナと雪の女王』はディズニー史上初となるダブルプリンセスで姉妹愛を描いたストーリー仕立てとなっている。

 

 

作詞・作曲は映画版と同じくロバート・ロペス氏と

クリステン・アンダーソン氏のロペス夫妻が担当。

 

ちなみに皆さんはロバート・ロペス氏の実力の凄さって

ご存知ですか?

 

アメリカが認める史上12人目のEGOT達成者

 

EGOTとは、アメリカの栄誉の賞、

Emmy、Gramy、Oscar、Tonyの頭文字からとられていて

この4つの賞全てを受賞した人を称えた称号のことなのだ。

現在、16人がこのEGOTを達成している。

 

過去には、

リチャード・ロジャース氏やオードリー・ヘプバーン氏などが

達成している。

 

このEGOTを『アナと雪の女王』の作詞・作曲を担当した

ロバート・ロペス氏が12人目で達成しているのだ

 

そのロバート・ロペス氏と妻のクリステン・アンダーソン氏が

この舞台版では14曲を追加して作品を盛り上げてくれている。

中でも2幕でエルサが歌うナンバー「モンスター」は注目。

 

また、

ディズニーシアトリカル(ミュージカル)で楽しみの一つが

舞台演出

 

これまでも、

 

『美女と野獣』では野獣から王子に変わる変身演出

『ライオンキング』の影絵やパペットでの演出

『リトルマーメイド』では吊り具で海の中を演出

『アラジン』ではマジックカーペットなどでの演出

 

今回の『アナと雪の女王』では、

ナント!劇場が凍ってしまうのだ!!

 

そう、エルサの魔法でアニメーション版同様に劇場が

凍ってしまうのだ。

 

中でも、瞬きをせずに観てもらいたいのが、

エルサのナンバー「Let It Go」での魔法。

 

瞬きする一瞬に起こる事が凄過ぎる〜!!

 

他にも驚きの連続!!

 

どの様に凍らせ凍るのかは

実際に劇場へ足を運んでみてのお楽しみ。

 

 

そもそも、

ミュージカル『アナと雪の女王』

ってどうなの?

と思っている貴方!

 

言っておきます!

このミュージカルは、

 

子どもと同じくらいに

大人も楽しめちゃう作品

 

 

『アナと雪の女王』って

どうしても子ども中心に楽しむ作品って思いガチ。

しかし、実際は違ーう!

 

大人が楽しめちゃう作品

 

ストーリーはもちろん、曲(歌)や舞台演出などは

これまでのディズニー作品以上に大人も楽しませてくれること

間違いナシ!

 

子役の活躍が

ストーリーをより楽しませてくれる

 

幕開きは、

映画と同じくエルサとアナの幼少期のシーンから始まる。

今回、この幼少期を演じる子役の仕上がりがとても良かった。

ここで観客を物語に引き込めるか否かの重要なシーンだけに

子役の活躍は素直に褒めたい。

 

そして、

大人エルサと大人アナ。

エルサが岡本瑞恵さん、アナが三平果歩さん。

 

二人とも多くの作品で主要キャストを演じる実力派俳優。

歌も芝居も文句なし!

 

特に三平さんがアナ役にピッタリ!!

 

エルサとの対比には

アナの明るさが一番重要

 

三平さんの持つ性格がアナの持つ明るい性格と見事に合致?

或いは役作りで頑張ったのか?

本当にとても良かった!!

 

その二人に加えて周りのキャストの力(ちから)。

 

アンサンブルの歌もさすが劇団四季と唸ってしまうほど

聴き入ってしまうほど

 

 

 

耳に素直に届く日本語のセリフと歌詞

 

 

物語性がよく、

舞台演出も楽しめ

演じる俳優も実力があり、

そして、

母国語、日本語で内容が届けられる

 

だから、

劇団四季版『アナと雪の女王』は楽しい!!

 

 

その日本語台本・訳詞の担当が

高橋知伽江さん

 

高橋知伽江さんは2013年のアニメ版で

英語のセリフに合わせて描かれたアニメのリップを

違和感なく見られる日本語のセリフに翻訳され、

当時、テレビで話題になった人。

 

ディズニーからも信頼され、

これまでに数々のディズニー作品の翻訳を担当された凄腕さん。

 

そんな人が担当しているから

すんなりと耳に届く、

日本語セリフと日本語歌詞の歌。

 

どれ一つとして欠けてはいけないことが

見事に際立った

劇団四季『アナと雪の女王』

 

オススメのミュージカルが

今、開幕した。

 

舞台は生き物。

今でこのクオリティだけに

これからどんな作品に成長していくのかが

とても楽しみである。

 

まさに、“モンスター” 作品が開幕した。

 

 

 

2021年6月23日 水曜日 プレビュー公演観劇

 

東京・JR東日本 四季劇場「春」

 

 

 

東京・JR東日本 四季劇場「春」

 

 

 

ちなみにニューヨークでのキャストボード↓

アメリカ・NYC ブロードウェイ