ベビー飼育の落とし穴 | 店長の気ままな日記

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日常の事から採集や飼育
そして動物との触れ合いや
宣伝等を載せて行きます。

大半の方は、小さくて可愛い、ベビーをお迎えされると思います。

その際、小さいって事もあり、ケージは、プラッスチックケースや
水槽又は、衣装ケース(小さいサイズ)等を勧められたり
ご用意されたりすると思います。

上記のケースは、保温性や保湿性に優れていて、如何にも
フクロモモンガのベビー飼育には、最適の飼育ケージと思われがちですが

此処に落とし穴があるのです。


保温性と保湿力が有ると言う事は、中が蒸れやすいと言う事
特に気温が低下する時期に、お迎えした場合は、加温が必要になります。
加温をした場合、ベビーの排せつ物が、ケース内にある訳ですから
尿が蒸発し、ケース内に充満する事になります。

尿を吸着し、熱が加わっても、蒸発を防ぐ素材ならば、大丈夫ですが
通常は吸着したままで、温度が上昇すれば、蒸発して行きます。
ケースを布やビニールなどで、覆った場合は、更に危険が増します。

淀んだ空気を毎日、少しずつ吸う事により、体力の無いベビーは
次第に弱って行き、気が付いた時には、手遅れの状態に
陥っている場合が多いです。


症状として現れるのが[くしゃみ]です。

頻繁に、くしゅん くしゅん とくしゃみを連発した場合は
早急に獣医師の診察が必要になります。

ですから、ベビー飼育のケージは、ハムスター用のケージで
四方がプラスチック等の、通気性が無い素材で出来ているタイプの
物は避けて、ネット状になっている部分が多い物にしてあげて下さい

気温低下の時期は、保温性が劣りますので、段ボール等で囲いを作り
その上から毛布等を掛けて、ヒーターで加温すると良いでしょう
注意点は、ケージと段ボールの間に空間を設ける事と、温度計を
設置し、必要以上に温度が上昇しない様に、管理する事が大事です。


栄養面でも、サプリメントを併用して、必要なミネラル分を
摂取させてあげる事が大事になります。

フクロモモンガライフを楽しんで頂く為に、此れからも飼育情報を
ブログに掲載して行きたいと考えております。by 寅造y’s





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