重度、最重度の知的(発達)障害児者支援の現場では、自閉症児者の特性を理解する事はマストです。
彼らの特性、個々の発達段階を理解した上で、「TEACCH」や「PECS」、「応用行動分析」等々の支援メソッドを駆使すると、ある程度安定した日常生活ができるようになります。
支援者は、机上の勉強(知識)だけではダメです。
知識がないまま、経験年数だけ長くてもダメです。
両方を兼ね備え、多くの事例を経験することで、支援の幅が広がり、上記のメソッドを応用した個別の支援を組み立てる事ができます。
不本意な状況が重なって、拗れて、「強度行動障がい」にまでなってしまった自閉症児者は多くいます。
彼らが、本来の自閉症らしさ(本来の個性)を取り戻し、その特性を活かした本人らしい生活を送れるようにするための支援が個別課題活動です。
その人なりの課題活動を生活の軸にして、暮らしを整えます。
しかし、このような専門的な支援は、支援チーム全員が同じ目的を持って取り組まなければ効果を得られません。
手間がかかる、本当に大変な支援ですから、取り組んでいる事業所は多くありません。
こういう事業所と巡り会えたら、ラッキーだと思います。
一方で、重度知的障がい者(自閉症)の日中活動で、農作業、とにかく散歩、音楽鑑賞(という名の行動制限)etcを提供している所もあります。
自閉症の特性を考慮しない、構造化に目を向けない支援をしていて、彼等が「気持ちよく一日を終わる」ことが出来るのだろうかと疑問に思うのですが、面倒を見てくれるだけで助かるというご家庭もありますから、ニーズはあるのだと思います。
まだ読まれていない方は参考にしてください
いずれにせよ、意思決定支援 に基づいた、本人の為に最良の支援がうけられると良いなと思います。
