福祉の現場では、所属部署の人事考課に不満を持っている人が少なくありません。

 

人間相手の仕事ですから、何かハプニングがあると支援が長引いてしまって、決められた業務をこなせない時があります。

 

 

現場での経験を重ねるとわかってくる事なのですが、そんな時は支援を優先して、日常的な業務は申し送りで誰かに引き継げば良いのです。

 

 

支援は「寄り添うこと」が基本ですから、清掃等の業務と比べると派手な動きがないので、日常業務をしている方が働いているように思えるのでしょう。

 

人事考課の不満の理由は「私の方が体動かしているのに」っていう思いが一番多いのです。

 

 

今日も、そんな思いを抱えて仕事をしているスタッフから相談がありました。

 

そのスタッフは、(ルーティン)業務に抜けがある人が多いので、チェック表を用いて管理をするべきだと言いました。

 

抜けをなくすためには、確認表を作成して、完了したら線を引いて消していく。そういうやり方をしないと誰も動いてくれないと言うのです。

 

 

確かに、新規事業立ち上げの時とか、スタッフが慣れるまでの間は管理側で動線を示すことがあるので、言わんとすることはわかるのですが、、、

 

でもね、こんなに事細かく書いてあったら、それを実行することだけに気がとらわれてしまって、肝心の利用者さん達と向き合うことが疎かになりますよ。

 

やんわりと諭しましたが、どうにも納得できない様子が伺えました。

 

 

本当は、利用者さんに寄り添い見守る仕事の方が責任は重いし、技術的にも難しいことなのですが、それを理解するにはもう少し時間がかかりそうです。