【音楽雑感】アルヴァマー序曲 | Jung Brass Collectionのブログ

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トランペットを始めて早ウン十年。お蔭様で今も充実したラッパ活動を楽しんでいます。これまで経験した所感や、今振り返る考察など、トランペットや音楽にまつわる話と、趣味のブラスアンサンブルアレンジの活動の記録です。

中学、高校時代に大流行で何度となく聴いたアルヴァマー序曲。やりたくて、やりたくて仕方なかったけれど機会に恵まれず今に至ってんだけど、遂に今日演奏できた!定期演奏会の候補曲らしい。


アルヴァマー序曲って、めちゃくちゃカッコいい部分とめちゃくちゃ美しい部分で構成されていて、どっちもラッパが大活躍。というかハイトーン吹きっぱなしでめちゃくちゃ大変。でも中高生の頃は憧れで、自分もいつかあんな風に吹きたいって思って過ごしてた。


という事で今日は中高生の時のイメージのまま吹いてみたら大失敗。中高生の頃って勢いで、というか力任せに吹いている演奏が多く、それがカッコいいって思ってた訳なんだけど、この曲、本当はもっと繊細な曲なんだなって180度印象が変わった。


楽譜をよく見たらアクセントやテヌート、強弱記号が細かく指示してある。そして、この曲って少ない声部を沢山の楽器で演奏する造りになってるのでどうしてもザワつくらしい。そこをしっかりアンサンブルして、楽譜の指示を意識して吹いてみれば、まるで違う曲になった。これが大人の演奏?!


今日は30年来の憧れの曲を新しい解釈(というか、バーンズさんが求めたであろう解釈)で演奏できた幸せな日だった^_^





!!大阪桐蔭高校が甲子園で吹いてた!!