昨日からの続き

隔離室、つまり「牢屋」に入れられるというのはこれはかなり屈辱以外の何物でもありません。そりゃ、だって牢屋ですからね。目が覚めるとメラメラと怒りがわいてきますが、檻の中ではどうしようにもありません。

悪いことなんて何もしていないのに、あの屈辱ですからね。

そりゃ、先生が診察に来て「どうですか?」などと言われても、「ふざけるんじゃない。なんで俺がこんな刑務所に入れられているんだ?さっとと出せよ。昨日昼間から飲んでいて、気が付いた時にはここに入れられていたようだけど、俺が何か悪いことでもしたっていうの?何にもとがめられるようなことなんてしていないよ」と言うと、「何も悪いことはしていませんし、ここは刑務所ではなく、病院です。あなたはアルコール依存症の疑いがあり、ここに搬送されてきたときには泥酔しており、他の患者さんに迷惑を及ぼす可能性が考えられたので隔離室に入れました。」と、医者の回答でした。その後、いくつかの会話の後、俺は少なくとも「隔離室に入れておく必要はない」と診断されたおかげで、大広間というかリビングで過ごすことを許されました。

このいわゆるアル中病院への入院はたったの3,4日にすぎませんでした。

特に何の治療をされたというわけでもなく、ただよく訳の分からない薬(後でわかったのですが、ただ単に飲酒欲求を抑える薬)を飲まされ、朝から消灯時間まで、大広間のテレビの前でかなり快適に過ごしていました。(看護婦さんやほかのスタッフさんも少しでも快適に過ごせるようにとアレコレしてくれていたことには感謝いたします。)

たまたま、その時見てきたテレビに大学一年だった頃、過ごしていた足立区竹ノ塚が特集されて、懐かしさと嬉しさでいっぱいになったのを覚えています。

しかし、ネットも好きな本もないのだから、テレビでも見ていなきゃ他にやることがなかった。

退院したその日は、それまで監禁(親切な対応ではあったけれども)されていたためにストレスが溜まっていたので、自宅に帰って飲みました。

明日に続く