私って 結構 アネゴ肌って言うか

肩肘張って生きて来た〜感があって


それはやっぱり ご幼少の頃から

あまり家庭環境に恵まれていなくて


甘えるのが下手っていうか

甘え方を知らないっていうか


ま、そんなんなんだわ





けど、今回の手術

まず、担当のドクター🧑‍⚕️が優しくて

親子ほど歳が離れているけど

ほんと良い先生に当たって良かったな💖って思う


術衣に着替えて 点滴ぶら下げて

歩いて手術室に向かう


出迎えてくれたドクターや看護師さん達が

◯◯担当の××です よろしくお願いします

って、ひとりひとりが自己紹介してくれるんだけど

全然、聞き取れない

さすがのアタシも緊張するよねー


ただただ よろしくお願いしますって返事するだけです


緊張、半端なかった

けど、反面余裕があるのよ


あ、この先生カッコイイ とか

あ、説明に来てくれた先生じゃない とか

あれ? 担当の先生 まだ来てない?とか


帽子被されて

ベッドに寝かされ

術衣を脱がされ


いよいよってなると、涙が出て来た

こわいのか?不安なのか?

ま、いろんな気持ちの涙よねー


そしたら なーに、泣いてるん?って麻酔の先生が言って


大丈夫 大丈夫


でも怖いですよね〜

けど寝てる間に終わっちゃいますから〜

って、4、5人のスタッフさん達に囲まれて


その中にひとり、男の人がいて

手を握ってくれたのよ

また、その男の人がカッコイイんだわ

ずっと握り返して繋いでた


看護師さんが じゅんちゃんは誰が好き?

って言うから

迷わず 松潤が好きです!って言ったら

嵐のLOVE SO SWEETをかけてくれた



そしたら執刀医のいつもの先生登場


頑張りましょうね!って言われて

それから先の記憶はない


手術室のスタッフさん みんなが寄り添ってくれるのには感動した

普段、他人に甘えた事ないから

すっごく気持ち良かったです


手術が無事に終わって

麻酔から起こされて

いつもの先生が 大丈夫?終わったよ!って。

こんなすぐ意識がしっかりしちゃうの?って思いながら

先生、ありがとね♪ってお礼を言って

先生の手をギュッとしっかり握ってた


で、父ちゃんが近寄って来て

お世話になりました… とか言ってた


そんな父ちゃんに わたしは


うわっ、来た〜 って思いながら

担当ドクター🧑‍⚕️の手を握っていた


先生の手を握りながら 

父ちゃんには  おぅ! って声掛けた


父ちゃんの手は触らなかった









ひとつだけ 父ちゃんナイス👍って思った事


それは 個室


入院説明会に同席した父ちゃん


私は入院日数も少ないし

手術当日は 多分、集中治療室だろうし

しかも 割と大変な手術なんで 治療費を心配したのよ


だってさ、ほら、歳じゃない? わたし

生命保険も満期になってしまったから

大っきい保証ってないのよ


だから4人部屋でも いっかな…って

一瞬、思ったんよ 一瞬


そしたら なんと 父ちゃん


お母さんが、共同の便所は無理だんべ!

と、口火を切ってきた

手術後、周りに気を使って寝るのは大変だから

個室でいいよ 個室にしろ…

と、言った


そうだなぁ… って、素直に思った私は

そんなんじゃ、お言葉に甘えて… と、

トイレ付きの個室を希望した


しかし、人間って

欲が出るもんよね!

だったらさ〜 って


父ちゃんには内緒🤫で

シャワー🚿付きの個室にランクアップした


だから 入院生活は最高でした〜


ありがとよー 父ちゃん


この時ばかりは思ったね





コロナ感染から 面会のルールが厳しいんよ


けど、それは仕方ない


午後の3時から5時まで

これじゃ、仕事している人には厳しいと思う


だからお嬢には仕事に差し支えるから

面会は大丈夫だよ…って言ったけど


正直、いま、昇進がかかっているお嬢に

休みを取らせるのはしのびない

けどお嬢

じゃ、平日は残業頑張って 退院の日は有給休暇取ってお迎えに行くからね!と、約束した


そんな中、みーちゃん(実妹)の登場ですよ!

張り切って、毎日来てくれました

洗濯物も2回ほど持ち帰ってくれて…

やっぱり身内ね!血は水よりも濃い!と、実感


そして はたと気づく…

だもの、父ちゃんがアネゴや妹を大事にするの分かるわ と、思った


あー やっぱり 人間って

その立場に立たないと わからない事多いのねー


うん🙂‍↕️

納得 納得


今後、実家に行きすぎる事や

アネゴアネゴと、マザコンならぬ

シスコンも目を瞑ろうと思う


だって ただ 役目の様に病室に入ってきて

面会時間の15分 

ただそこに居るだけのオヤジに

イライラしたのは否めない


みなまで言わなくも そう思った


仕方あるまい