夢の跡

静岡市清水の農家民宿です。

一昨日、我が家に一冊の本が届きました。以前勤めていた学校の保護者からでした。

わあ懐かしい❣️何だろうと思い、開封。

スカイブルーの表紙、吸い込まれそうな空。そこに平和のシンボルの折り鶴が希望のお日様に向かって飛んでいます。

筆者は、まだ高校一年生。私とは、小学校２年生の時、一年間一緒に毎日ぎゃあぎゃあ叫びながら過ごした仲。

この学年はなんと一年生からの持ち上がり。まあみんな個性が強い強い。授業中も賑やかで、だんだん歳をとってきた私には、体力負けの日々でした。

確か男の子が、どうやって担任の先生が決まるの？  可愛いつぶらな瞳で、問いかけられたにもかかわらず、一年いがい  って言ったのになあ。なんて言ってしまいました。あちゃー、こんな事言ってしまい😔 反省しかり。しかし、次に返って来た言葉。

そうかあ、校長先生は 一年がいい  ってまちがえちゃったんだね。なんと素晴らしい捉え方。

さらに、掃除中、廊下で雑巾を洗っていたら、女の子が、   先生、大変だよ、みんな、鬼の居ぬ間に洗濯しているよ。

え？鬼って誰？と言ったら、さっと去って行き、私は余りの可笑しさに、思わず吹き出してしまいました。

毎日物を落とし、こぼし、雑巾は私のハンカチがわりでした。今でも思い出す愉快な場面です。沢山楽しませていただた学年です。

その中の一人が筆者。お人形さんのように可愛らしく、いつも穏やかで、周りの様子をよく見ていて、自分の考えをしっかり持って行動する子でした。

彼女のこの才能はいったいどこから来るのか⁉️昨夜一気に読み終えました。

内容についてはここでお伝えしてはいけないので、避けますが、自分の思いを素直な言葉で文章表現する力だけでなく、多くの文献を網羅し、それを16歳の女の子が理解して、自分の文章にのせていく、この力に敬服。さらには、読み手を引き込ませる表現力。および、説得力。

筆者の訴えたいことがすっと入ってきました。読み応えのある作品集です。

将来どのような道に進まれるのか、楽しみになりました。世界を見つめ、世界の中から差別をなくし、世界の平安を担う貴重な一人になられるのではないでしょうか。

訴えていかなければ、行動しなければ、なかなか前に進まない現実だけに、私は彼女に、大いに期待しています。

頑張れ👍❣️ これからも臆せず進んで❣️

この本は、Amazonは10日より、書店は15日より販売されるそうです。

ご興味のある方、ぜひ、読んでください。心が温かくなります。