今日も長女は行きしぶり。


何とか自分で靴を履いて

ゆっくりだけど自分の足で歩いて

校門の数メートル前の電信柱まで

たどり着いた。


今日は、電信柱の影で

担任の先生を待ちたいと言う。


毎朝、校門で挨拶されてる校長先生に

『今日は行きたくないって言われたけど、

 行きたくないなら、休んでいいよ

 って安易に言うのもどうかと悩んで、

 連れてきたけど、行きたくないって

 言ってるのに、連れてきていいのか、

 さらに悩んでいます』

と、話した。


『自分の足でここまで来たんですよね?

 心の底から行きたくないなら、

 家から出ませんよ、きっと。』

と、言い、校長先生の体験談を教えてくれた。


庶務員の先生に長女の側についてもらうように

校長先生が依頼して、私がちゃんと聞ける状況を

作ってくれた。


『うちには、今高校生の娘と、中学生の息子が

 いますが、うちも、学校行ったり

 行かなかったりなんです。長女は4年生までは

 普通に行けてたけど、5年生あたりから

 学校に行けなくなっちゃって、不登校の時期

 もあり、連続登校できてた時期もあり

 休みがちな時期もありって感じで、

 息子もよく学校休みます』

と、教えてくれて、ビックリした。


校長先生の子供も不登校になるんやん。

『先生の立場上、子供が不登校になるなんて!

 とか思いませんでした?』

って、思わず聞いてしまった。


『んー、まー、でも、思春期の子供たち

 だけど、父親の私とちゃんと会話してくれる

 んでね。親子関係は良いかなって思うので、

 そこが1番大切だし、学校行くとか

 行かないとか、行かせるとか、そこは

 大きな問題では気がします。

 2人が学校休んで、いっしっしっーって

 笑いながら、私の方を見ている姿を見ると

 笑顔だ!って思います。

 そういうのが大事です。

 勉強も教えてこなかったし、そこに力

 入れてこなかったから、得意じゃないし、

 成績悪くて学校苦手なのかもしれない。

 娘は高校に行ったけど、正直、高校も

 行っても行かなくても、どちらでもいいかなぁ って思っています。』


と、続けておっしゃる校長先生に

ホントにビックリしたけど、

あ、そうか、そんな感じでいいんや。

ってなんだか心が軽くなった。


『確かに学校に行く、背中を押す

 休ませる、付き添い登校する。の、基準

 って難しいですよね。家からも出れない状態

 なのに、本人の気持ちを無視してまで

 学校に連れてこなくてもいいけど、

 学校に向かう気力がありそうなら、

 応援する。って感じで見守ったら良いんじゃ

 ないですかね?担任が到着して、拒否せず

 自分の足で門をくぐれたら今日はそれを

 応援しましょ。きっと、お母さんが、

 こうやって、自分に向き合ってくれた。

 あの時は、一生懸命に関わってくれた。

 大切にしてもらってた。

 って、今は分からないだろうけど、

 大きくなってから、そう心に残ると思うから

 それが一番大切だと思いますよ。

 お母さんの毎日のがんばりは、きっと

 将来のゆいさんにとって大切な事となる。

 大切な思い出となる。関わってあげる事が

 大事なので、今は、だから、こういう時期

 なんですよ。って思います』


って、教えてくれた。


泣きそうになった。

理解者が校内にいてくれる。

しかも、校長先生が。って、すごくホッとした。


今日は無事に登校できた。

先生と大好きな呪術廻戦の話をしたらしい照れ


(金曜日のお話し)