9月30日深夜、祖母が他界しました。
幼い頃、私を見守ってくれた祖母。
最近は、子供と孫達が見守った祖母。
宣言通り、100歳まで生きた祖母。
その人生はどうだった?
その最後は、どうだった?
おばあちゃんの夢は何だった?
おばあちゃんは、何が楽しかった?
人は、辛かった過去は恥と思って語らないものかも知れない。
幼い弟妹が多くて小学校にもろくに通えずに、妹を背負って小学校の授業を廊下から眺めた経験から、勉強したかったと、大学に進んだ私に話した祖母。
大正生まれで後妻に入り、苦労していたらしい祖母。
共働きの両親だったから、私の幼き頃に面倒を見に来てくれた祖母。
「保育園の遠足で、ばあちゃんから離れたくなくて同じバスに乗りたいと潤は泣いてたんだよ」と、社会人になっても繰り返し話していた祖母。
昔話を繰り返す祖母を、うっとおしいと思っていた。
今は、そう思っていた自分を悔います。
もっと話を聞いていれば良かった。
もっと会っていれば良かった。
ありがとうを伝えれば良かった。
…後悔しないように、病院にも施設にも通ったのに。
100年生きたから、多くの友達も弟妹も先に旅立ってしまった。
ひっそりとした最後だったから、余計に思いました。
「おばあちゃんの人生、どうだったんだろう?」
私が知っているのは、祖母の人生のほんの一部でしかないから。
今はただ、ままならない体から解放されて、昔のように自由にどこにでも行けてたらいいな、と思う。
心細い夜、お父さんお母さんと呼んでいた祖母が、今は父母と一緒に過ごせて、安心できていたらいいな、と思う。
何を学ぼうとして、生まれてくるのだろう。
何を学んで、人生を卒業するのだろう。
祖母の通夜に行く前にかかっていた虹が、
祖母を天国に連れて行ってくれてますようにと祈りました。
(アーチが消えたとこしか写メには残せませんでした(T_T))
