『無限軌道』

メリーゴーランド
ほどの円周
の
鸚鵡貝
を
覗いていると

中には

螺旋の
エスカレーター

そして

「危険だけど お入り」
の立て札

昇るに
せよ
降るにせよ

黒い招き猫
程に不穏だ


中からは
深く重い香草
の匂い
と
柔らかい
ハープの音色

さらに

蒼い煙が
綿菓子のように
漂う

週末の深夜は
妖艶な大気に満ちてい
る

周期的反復音

鼓動

永遠に鳴りやまない
ボンゴ