2021年10月から通信制高校へ転学した高校3年生の息子の話です。

息子が再び歩き出すまでを記したいと思います。




通信制高校の前期 再テストだった息子。


再テストも行けませんでしたガーン



在宅コースとなり、学校へ通わなくなったので、
もはや不登校ではないなと思い始めていましたが、不登校は健在〜爆笑爆笑でした。



テスト前夜から寝ずにオールナイトは
想定内。
寝てしまうと起きられないから、そのまま
24時間以上起きていて試験に行くというのは、
今までもそうでした。


今回も、わたしが朝起きた時は
部屋の明かりはついていて、寝なかった様子。


私は気になって、夜中にちょいちょい目が覚めて、息子が寝てないのは確認してたけどネガティブ



テストは10時から5教科。
うちを出るのは、9時!と自分では
言っていましたが、7時ごろどうやら
寝てしまいましたふとん1ふとん3


起こす約束はしていたので、
何度か声を掛けるも、寝ぼけてるのか
全く反応なし。


よーく知ってる反応でした。
これは、行かないな。。と。


今日が再テストで、わざわざ先生が
人数の多い日を避けて、数人で行うテスト日に
してくれたのですが、それも無理でしたショボーン



再テストに行かないといけないのは
本人分かってます。
それでも、行けないのです。


でも、今回息子が1番向き合えないのが
やはり試験だと言うことが、わかってきました。


息子は、
小学校低学年から大手進学塾へ通い
毎週クラス分けテストをし、
中学受験をしました。

中学へ入ってからは、勉強が楽になる
なんて、嘘です。
中学からは、更に大学受験を目指して
毎日、課題に追われる日々。

部活も一生懸命、
勉強は手を抜くな。
塾へも更に行こう。

当たり前にこなしている人もいるけれど、
あの頃の息子に、立ち止まる余裕なんて
なかったと思います。



同じようなルートを過ごした娘も
言っていました。
中高一貫の進学校、中3くらいから
大学受験へのプレッシャーが半端ない。
私だって、おかしくなりそうだったと。


そんな学生生活を送っていたなんて
私、全く気が付いてなかったえーん


どんなに大変でも、皆が良い大学目指して
突っ走っていたから、それ以外の道を
考えることなんて無かった。
勿論、娘もそうでした。




そんな中、息子は動けなくなりました。


今となっては、心身の健やかさ以外に
大切なものはないと言えるけど、
その時の私は、良い成績を取ることが
いかに大事かと思っていたのです。



今、息子は必要最低限のテストを
受ければ、高校は卒業出来るのに、
それすらも身体が動かないほど、試験に
対して恐怖心があるのだと感じています。


この先、どうしたらよいか
息子が何を乗り越えなければならないのか、
先が見えないだけに、不安が募ります。