最近、なかなかブログを書けないでいましたが…
(ちょっと長くなりました)
原田監督の訃報を知ってショック…
あんなにバイタリティのあった方が
そういえば、最近どうされているんだろ
例の“忍者”はどうなったんだろ
…などと思っていた矢先のことでした
監督のブログ更新が8/26を最後に止まっていたそうなので
…と見に行ったら
闘病されていたようで、病院医療について疑問を呈し今後の作品で扱う!
…と前向きに発信していらしたのに…
さらにブログをさかのぼって読んでいくと…
まさに原田節…笑
そんな原田監督がもういらっしゃらないなんて…![]()
原田監督のブログ
http://www.haradafilms.com/diary/harada_diary.cgi?date=2025.09.10&pass=
☝
8/26よりも前の記事は
下のほうにある「2025年〇月の日記へ」
というとこをクリックするとさかのぼれます
少し前に役所さんらこれまでの出演俳優さんらがお見舞いに行かれたようなので
もしかしたら、ご自身の死期を悟っていらしたのかな…
岡田君とはどんな話をされたんでしょう…
そして、原田監督と言えば…
“忍者”という気になるキーワード
岡田君の次の作品は何だろう?
次こそは、例の“忍者”なのか?
と考えていたところでしたが…
たしか、「ヘルドッグス」のトークイベント?では、(岡田君の)“忍者”の件は決まっている
というニュアンスの話を“Pさん”がしていた…⁉
と覚えていますが…
その後、“あの騒動”が勃発
…からの、岡田君ジャニーズ事務所退所
という流れの中で、“その案件”も一連の連鎖で流れてしまったのかもしれませんね
あの当時、仕事は「イクサガミ」と“ひらパー”だけだった
と初陣で岡田君自身が言っていたので
その後の経緯はわからないけど…
もし、その案件が実現したら
「原田眞人×岡田准一 司馬遼太郎作品 時代劇三部作」
の3作目として世に出たであろう作品になったのかもしれない…?
純メイドインジャパンの時代劇の「イクサガミ」が海外でも大絶賛され、エンタメとしても本物の日本の時代劇や日本文化を受け入れる“視聴者の眼が肥えてきた”このタイミングで、海外で人気のある“本格忍者”作品をどうつくっていくのか![]()
とても楽しみにしていただけに…
ショック…
いや、もしかしたら…
岡田准一監督で撮ってくれと遺志を託されたのかもしれない?
…などと勝手に妄想で暴走…<(_ _)>![]()
原田監督×岡田准一作品がこれからもう観られない
というのもショックですが
何よりも、岡田君をリスペクトし愛してくださっていたことが忘れられません
あんなに、公の場で岡田君をべた褒めし
うちの二番目の息子だ
とまで公言していた映画監督さんはいませんよね![]()
監督自身、仰っていました
今後撮っていく作品は、主演岡田准一作品か、“それ以外”か!
そんなルーティンで交互に撮っていくと…(笑)
(撮っていきたいという願望を込めてか…?)
「関ケ原」で岡田君を主演に起用して以降、俳優という枠におさまらない岡田准一を知ってしまったら…
そう…あの“レベル”を知ってしまったら…
もう、それ以前には戻れませんよね…![]()
監督は「イクサガミ」は見られたのかな?
どう思われたんだろ
監督のイクサガミ評、聞いてみたかったです
岡田君にはどんなことを伝えたんでしょう
どんなことを託したんでしょう
継承
限りある時間をつかって、世代・技術・人をどうつないでいくか
岡田君自身が自分の役目だと常々言っていることが浮かんできました
そして、あんなに色気のある岡田君を撮ってくれる監督は原田監督を置いて他にはいません!
木村大作監督もそうですが、原田監督のそれは比ではない!
…と、勝手にそう思っています
76才
まだまだ撮りたい作品がたくさんあったんでしょうね…
76才、そして木村大作監督と言えば…
たしか、「散り椿」を撮っていた頃か公開時期の木村監督の年齢が76~77才ぐらいだったと思うのですが…
それを考えると、原田監督もまだまだこれからだったと思うと…
残念でなりません
そして、2年後に木村監督は作品を公開予定ということですが…
現在86才
公開時は88才
もしかしたら…映画人生の集大成をと考えた作品かもしれないと考えると…
主演、気になります
あの作品の撮影時に話が進んだのかな?
とかなんとか考えてしまいます
年齢に限らず、岡田君をはじめ皆さんまずは健康第一
一日でも長く、一作でも多く
いいものを届けてくださるよう、からだに気を付けて過ごしてください
…と、ここで…
ハシマトシヒロさんのコラム
原田監督作品をふり返ります
☟
https://x.com/hashima_kaku/status/1999662216573063632?s=20
原田眞人監督の映画①
— ハシマトシヒロ@武道家映画ライター (@hashima_kaku) December 13, 2025
『関ヶ原』『KAMIKAZE TAXI』『突入せよ!あさま山荘事件』
『KAMIKAZE TAXI』
和製ノワールの大傑作。殺伐とした話だけど、高橋和也が、役所広司が、ミッキー・カーチスが、矢島健一が、シーザー武志が、みんなみんな愛くるしい。#原田眞人 https://t.co/CmYNxpsXTS
https://x.com/hashima_kaku/status/1999666232195449186?s=20
原田眞人監督の映画②
— ハシマトシヒロ@武道家映画ライター (@hashima_kaku) December 13, 2025
『燃えよ剣』
(掲載媒体閉鎖のため、原稿から再掲)
司馬遼太郎が歴史上の敗者を描いた作品は、どれも傑作だ。そして、岡田師範はその世界観にぴったり合致する。
歴史に翻弄される侍を描いた作品として、『イクサガミ』の原点とも言える。#原田眞人 https://t.co/zHudVVatB3
https://x.com/hashima_kaku/status/1999667245367329203?s=20
原田眞人監督の映画③
— ハシマトシヒロ@武道家映画ライター (@hashima_kaku) December 13, 2025
『ヘルドッグス』
原田監督のみならず、岡田師範にとっても最高傑作のひとつ。
ノワール好き、アクション好き、ブロマンス好きなら、必ず観てほしい。
実は原作は3部作。続きも撮ってほしかった……。#原田眞人 https://t.co/7Uv7wTGV8I
https://x.com/hashima_kaku/status/1999670427824828702?s=20
原田眞人監督の映画④
— ハシマトシヒロ@武道家映画ライター (@hashima_kaku) December 13, 2025
『BAD LANDS バッド・ランズ』
これも、ノワールの傑作。
特殊詐欺グループで働く安藤サクラと山田涼介の姉弟が、すばらしく良い。
この作品が、遺作となってしまった。もっともっと原田監督の映画が観たかった。#原田眞人 https://t.co/o3GQgTPVXI
「わが母の記」はあおいちゃんも出てました
関ケ原よりも前の作品は、まだ見てないものもあります…
ここからは、私なりに関ケ原以降の岡田君出演作をふり返ってみました
原田監督のとの最初の作品は…
2017年8月公開
「関ケ原」でした
邦画界でこれだけ大規模な正統派時代劇を手掛けられたのも、原田監督監督×主演岡田准一でしか成し得なかったし、企画が実現して公開までこぎつけたのも業界では奇跡だと言われていた超大作でした![]()
作品冒頭の物語の始まり方がとても好きです!
岡田君が演じた三成は、三成史上最も戦闘能力が高く、最も高潔で色気のある石田三成でした!
そして、自前の月代がこんなにも似合ってしまう現代人がいるのか、と…![]()
![]()
夢か現か戸惑いながらも(⁉)、義の武将 石田三成を「特とご覧あれ!」と堪能させていただきました
2作目も司馬遼太郎原作の時代劇
2021年10月公開
「燃えよ剣」
当初は2020年5月公開予定でしたが、コロナ禍の影響で1年以上の延期期間を経て、翌年秋にようやく公開された「燃えよ剣」
撮影時期が平成最後の年の2月~4月
クランクアップの翌月5月に令和元年を迎え、公開は延期を経て令和3年
時代の変換期にのまれていった志士たちと、現在においても時代の変換期で“コロナ”という見えない波に抗えずのまれていった世相が重なり、スクリーンに映る翻弄されていった土方達を見ていると本当に辛かったです…
…と同時に、観ながら、当時の京の街中に自分もいて、禍中の彼らを見ているような、そんな不思議な臨場感を覚えた作品でもありました
ロケ地はどこも重要文化財、最高なキャスティング、時代やジャンルを超えた素晴らしい音楽
そして、こちらも、土方歳三史上最も戦闘能力が高く、最も色気のある大人の歳三でした(←注:自分調べ)
あの有名な洋装の写真撮影時の土方歳三
あのシーンの土方は、恐ろしいほどあの写真の中の土方さんで、あそこにいたのは土方を演じる岡田准一ではなく土方歳三その人のようでした
破れゆく敗者の将を演じたら岡田准一の右に出るものはいない
あらためてそう確信した作品です
そして、原田×岡田がタッグを組んで5年
ここで初めて現代もの作品が![]()
2022年9月公開
「ヘルドッグス」
もうこれは言わずもがな…
原田監督×岡田准一作品でトップオブザトップに君臨する「ヘルドッグス」
(←注 自分調べ)
岡田准一史上、最も岡田准一⁉で最も男前で最も最強で最も色気がヤバ過ぎて、ダダ洩れする色気を放置するとエロさを兼高昭吾で包んだ岡田准一になる⁉、という、最強で最恐で最上な岡田准一を堪能させていただきました![]()
こんな役の岡田君を待ってたんだ
ファンはもちろん、一般男性からも聞こえてきたそんな声
作品の根底にある“ブロマンス”
そういうのはちょっと苦手ですが、そんなことを意識せずとも、自然と室岡や十朱らの兼高への気持ちの矢印➡が至極当然にように共感できるのは、兼高が岡田君で、室岡・十朱らの最高のキャスティングと原田マジックの賜物だと思っています
「ヘルドッグス」を世に出してくれてありがとうございます
2025年12月、今この時点で岡田君の現代もの作品の中では、私的には「ヘルドッグス」がTOP1です![]()
時代ものでは…?
愁二郎でしょう!
そして、多分これが原田監督の遺作となったのでしょうか…
2023年9月公開
「BAD LANDS」
友情出演での“アロハの男”は衝撃でした
このシーンの撮影は2021年12月5日
この作品、とてもよかったです
最後は痛快でスカッとするし
なにより、キャスティングがどの役もドンピシャでした
アロハの男も過去の因縁などといった遊び心で強烈な印象を残していくのに、それでいて全くストーリーの邪魔にならない
なんか不思議な男でしたww
こうやって振り返ると…
史実をもとにした長編歴史が原作だと、どうしても尺の関係で、キャラクターの心情を細かく描いて追っていけないので、現代ものほどキャラクターに没入できない…
…という声もあるのも仕方ないのかな
現に、監督作の現代ものの作品のほうが評価が高い…?
もし、監督が例の忍者の作品をつくっていたなら…
どんな作品になっていたんだろう
ネトフリでイクサガミが当たった後だから、もしかしたら、邦画じゃなくてネトフリで企画が通っていたかも…?
またまた妄想で暴走してしまいました
訃報を知って以降、ちょこちょこ書きながらなので、ショックを受けた最初のトーンとはちょっと違ってきてしまいましたが…
あらためて、心からご冥福をお祈りします
父・原田眞人(享年76歳)が逝去いたしました
— ゆうじん原田遊人Eugene Harada (@eugeneharada) December 13, 2025
父から教わったことや数多くの思い出は
少しずつ少しずつ
これからお話しできればと思います
48年間
俺の親父でいてくれてありがとう
史上最高の父親でした
なお、葬儀は近親者のみにて執り行い
「お別れの会」を後日開催予定です#原田眞人 pic.twitter.com/UNTuVBkmF7
※ずっと書けなかったので、書けるときに書こうと思ったら思いのほか長くなってしまいました
最近、身の回りでいろんなことが重なりまして…
あ、いやそんな重いことではないです
ただ、限られた時間をつかってあっちこっち移動したり
そんなときに限って、仕事で落ち込むことがあったりと…
心に余裕がなくて、すっかりブログから遠のいてしまっていました
気分も波があったりで、まさか自分がこんな…
ヤワなはずじゃない
などと、余計に落ち込んだりして…
波があるので、ずっと落ち込んでいるわけではないのですが…
これって更年期?
いや、更年期ってもっと若い頃?
これから(;・∀・)?
数年前に生理があがって長年悩まされていた篇頭痛がなくなりホッとしていたのに
久~しぶりの頭痛に見舞われたりもして…![]()
初陣でひらパーで浮かれていたのが夢のようです
でも、初陣前じゃなくてよかった
帰ってきてから、バタバタして、今に至っています
そうこうしつつ、Xはなんとか追いつきながら⁉情報を把握してます
素敵な会報ケースも無事届きました
さっき、オカダのジジョも宅配で届きました
岡田君の一世一代の大事な時期にちゃんと応えられていないじゃないかと、自己嫌悪に陥り堂々巡りしてる毎日です…![]()
ブログも長らく更新もしていないのに、登録も外さずにいてくださり皆さんありがとうございます<(_ _)>
年末年始に体調を整えて、ちゃんと新年を迎えたいと思っている今日この頃…(笑)
これからも、ボチボチ、マイペースで岡田君を応援していきますので、時々、こうしてお付き合いくだされば幸いです![]()
あ、また書けるときにドカ雪みたいにドカっとまとめて書くかもです(笑)![]()



