『しょおくん、しょおくんっ!』
なぜか俺はこいつに気に入られてしまった。
ちっこくて、細くって、大きな目。
女子といっても通用するような整った顔。
他のジュニアはどちらかといえば、タッキーの
方に懐くのになんでだ?
『ねぇ、しょおくん聞いてる?』
面倒臭いと思うくせに振り払えないその手。
『うっせーなあ』
『うるさくないもんっ!』
ぷっくり膨れた顔でも可愛いと思う俺。
そんな俺も満更じゃないな。
「しょおくんっ」
2人の時は昔の呼び方に戻る相変わらず可愛いやつ。
身長も体格も俺より大きくなって、
俺の後ろばかり付いて来たのが、今では並んで歩めるようになった。
それでもやっぱりずっとお前は俺の可愛いやつなんだ。
いつまでもそうやって呼んでくれよ。
たまには呼び捨てでもいいけどなっ!