Ray 28心地よい夜風をうけながら波打ち際を歩く「潤?」名前を呼ばれて振り向くと智の姿があった「寝たんじゃないの?」「トイレに起きたらお前がいないから」「ごめん……」心配かけちゃったなと俯いた俺の頭をくしゃっと撫でられた「潤……」「ん?」「頑張ったな」「うん」必死に勉強していた頃を思い出す「さとし………」「ん?」「しょおくんともいつか家族になれるかな?」「ふふっ、なれるよ、潤なら」俺より身長が小さいはずのさとしの背中はなぜかいつも大きく見えて、その背中に額をくっ付けた