みなさん、おはようございます。

 

それでは11月5日 16時45分に発表された、

株式会社ジーテクト第2四半期決算をみてみたいと思います。

 

ジーテクトは車体プレス部品の大手であり、業界で言えば自動車部品業界の企業です車

 

気候変動問題、社会貢献にもしっかりと取組んでおり、DXに対しても敏感です。

私は現在都内のビジネススクールで学んでおりますが、DXが今後の企業の成長の

勝敗を分けると言われております。

 

そして社是にある「人間尊重」。

極めて大事です。

 

従業員満足の向上はこれからの経営のキーワード。

これを意識せず、従業員のキャリアと真剣に向かい合わず、

従業員をものや機械の様に扱う経営者は、経営をする資格がありません。

 

自動車業界、自動車部品業界は、ここ数年のコロナ影響を

色濃く受けている業界です。

 

そして足元では、コロナに加え、半導体不足。

自動車は今、電装化が進み、半導体をたくさん使います。

 

しかし、半導体業界からすると、自動車用の半導体は単価が高くない。

パソコンとはゲーム、ゲーム機用の半導体の方が、半導体メーカーからすると

収益性が高いんです。

 

ちょっとこの辺は、また次の機会に・・・

 

さて、業績ですが流石に売上高は、前期と比べて増加です。

15.5%増加しています上矢印

 

で、特筆したいのは、前期より611。2%増加している営業利益。

 

元々の業績予想よりは、下振れで通期業績も今回は下方修正をされてますが、

原価低減、販管費削減」を実施されております。

「収益改善はその効果です」、というのが会社側の発表。

 

前回投稿のとおり、私は企業の決算短信等を作成する側におりましたが、

私なら、「原価低減、販管費削減」をもう少し掘り下げて説明をしたかなと思います。

 

企業の思惑として、言える、言えない、言いたい、言いたくない、と色々ありますが、

ちょっとこれでは利益の説明としては弱いかな・・・

 

どんな原価低減施策?どんな販管費削減施策?

って普通に思いますからね。この点は今回の発表では少し残念。

 

社会、環境、従業員に正しい企業を目指しているんだから、

投資家目線でも正しい企業でいてね!

 

昔は東証もこの辺は、しっかりとフォローしてましたが、最近は少し緩いです。

昔は説明が弱いと、必ずそこをしっかり説明するように指摘がありました。

 

では最終結論として、投資先としてどうか?

という点ですが、投資指標的には現在の株価は、割安圏にあります。

 

ただ、中長期的な時間軸の中で、暴騰するような銘柄か?

というとそれは期待が出来ません。

中長期的にはジワジワ上がっていくと思いますし、割と配当もしっかり出ている会社です。

 

投資先が無く、中長期的に保有することが可能です、

という方には決して悪くはない銘柄と思います。

 

これからも、随時、気になった銘柄を、私なりの視点で、

かつ裏話込みでお伝えできていければ良いと考えてます。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございましたニヤリ